2022年11月末に更新終了のお知らせを発表するとともに、公募を行った「mola!賞2022」。最後なので予想以上に多数の応募があるだろうと思っていたら、不安になるくらい応募がなく、もしかして応募してくれてるのにこちらに…
10月末の夜中。mola!を管理運営するkitaya505の今後について、kitaya505代表の北村功治とmola!編集長の藤本瑞樹による打ち合わせが、世界劇団『ひとよひとよに呱々の声』東京公演で滞在していたホテルで行…
「知る/みる/考える私たちの劇場シリーズ」vol.1 市原佐都子/Q『妖精の問題 デラックス』(作・演出:市原佐都子(Q))が7月2日(土)〜3日(日)、久留米市六ツ門町の久留米シティプラザ Cボックスで上演される。
2021年12月に公募を行い、エントリー即受賞が確約されていた「mola!賞2021」。今年は5件のエントリーがあり、今年も5件すべて無事受賞となった。受賞者/団体は以下の通り(掲載は応募順)。mola!編集長の藤本瑞樹…
秋も深まってきた11月某日。mola!編集長の藤本瑞樹と、kitaya505代表の北村功治によるミーティングが行われた。
小劇場演劇の制作者を支援するサイト「fringe」で現在、「舞台芸術ギフト化計画」が提唱されている。これは、あとから日時指定が可能なギフトチケットを用意することで、「舞台芸術に関心のなかったひとに舞台芸術を贈る/誘う」と…
9 車のエンジンを掛けて車内をガンガンに温める。もうすぐ太陽はてっぺんまで登る時間だけど、フロントガラスの白い曇りはまだ消えない。 元旦は遅くまで布団から出ないのが我が家の習わしだ。それでも母はいつも通りに起きてくる…
8 一月一日 初詣に行こうよ、と誘ったのだった。 年を跨ぐことに特別な感慨は無くなってしまった。しかし初詣は、特別感を演出するには打ってつけのイベントだ。 あれからすぐに、逢いたくなっていた。寒い冬空のもとで、…
6 十二月三十一日 男が二人、部屋の中に居ても、何かが大きく動き出すことはない。 親父も俺も、漫然とテレビを眺めているばかりだ。 持ってきた土産のおかきの包みが炬燵の上に数袋散らかっている。それを屑籠に捨てるこ…
4 十二月三十日 親父は既に寝ていた。底冷えのする居間に土産の紙袋を置いて炬燵の電源を暗闇で探る。隣の仏間で寝ている親父を起こさないように襖を閉めて炬燵に潜り込む。バックパックから携帯の充電器を発掘、携帯に挿す。そ…