京都発、伝統工芸×舞台芸術の融合イベントが熊本で開催

2022.11.08

「伝統工芸×舞台芸術 TradArt Complex KYOTO edition in KUMAMOTO」が11月12日(土)~13日(日)、熊本市中央区万町の早川倉庫で行われる。

「伝統工芸×舞台芸術 TradArt Complex KYOTO edition in KUMAMOTO」

「TradArt Complex(トラダートコンプレックス)」は、俳優・舞踏家・音楽家が伝統工芸品モチーフとした創作を上演し、その工芸品を販売するという催し。京都を拠点に過去2回開催され、3回目にしてついに京都以外の土地での開催となる。京都の伝統工芸を熊本に紹介、さらには熊本伝統工芸とのコラボ商品も生まれるという。

「伝統工芸×舞台芸術 TradArt Complex KYOTO edition in KUMAMOTO」 「伝統工芸×舞台芸術 TradArt Complex KYOTO edition in KUMAMOTO」

主催者で、カフェギャラリーときじく店主の守田雪子は、コロナ禍で苦境に立たされる伝統工芸、舞台芸術の状況をなんとかしたいと本企画を立案。「祖父と父が伝統工芸士であり、これらの技術が一度なくなると決して戻らないものであることをよく知っています。それは舞台芸術も同じかと思います。パフォーマーには伝統工芸の手法を使った雑貨を使用したパフォーマンスを創作いただき、上演します。観客はパフォーマンスを楽しむ一方で「あれ欲しいな」「いいな」と思った雑貨を、パンフレットと一緒にお渡しする申込書によって注文します。後日世界に一つの手仕事が送られてくるという仕組みです。この機会に皆さま、ご来場ください」と語る。

公演では熊本産の「いぐさ」も使用される。会場外では雑貨やお酒、食べ物を販売する「京都×熊本 手仕事マルシェ」も同時開催。マルシェは入場料無料。一日を通して楽しめるイベントとなっている。

出演者は、UGATSU(舞踏・友禅和紙を紹介)、日置あつし、coby(ダンスと演奏・京扇子を紹介)、耳で楽しむ古事記(朗読パフォーマンス・熊本いぐさを紹介)、門松良祐(ギター弾き語り・西陣織蝶ネクタイを使紹介)。

チケットは、前売3,000円(当日3,500円)、ライブ配信1,500円。TradArt Complex公式サイトでの取り扱い。

お問い合わせはカフェギャラリーときじく075-748-1506、info@tradart-complex.comまで。


「伝統工芸×舞台芸術 TradArt Complex KYOTO edition in KUMAMOTO」

日時:2022年11月12日(土)14:00/18:00
         13日(日)14:00
会場:早川倉庫(熊本市中央区万町2-4)
料金:3,000円(当日3,500円)
   ライブ配信1,500円

【関連サイト】
「TradArt Complex」特設サイト
カフェギャラリーときじく

※情報は変わる場合がございます。正式な情報は公式サイトでご確認ください。

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