懸命に生きようとした男たちの生き様
戦後70年特別企画として、昭和36年、俳優・加東大介が自らの戦争体験に基づいて描いた『南の島に雪が降る』(原作:加東大介(光文社知恵の森文庫)・脚本・演出:中島 淳彦)が、8月25日(火)に、福岡市博多区住吉のキャナルシティ劇場で上演される。
当時、加東自身が自らの役で出演し映画化、大好評を博した作品で、日本を代表する喜劇人・映画人もこぞって出演し話題となった。今回の舞台版は、博多座の『めんたいぴりり』の脚本も手掛けた、宮崎県日南市出身の中島淳彦が脚本と演出を行う。
太平洋戦争末期、戦況が悪化していくばかりの南方ニューギニア、首都マノクワリ。遠く日本から離れた熱帯雨林の戦地から、故郷日本に思いを馳せる兵士たち。内地で役者をしていた加東軍曹が従軍していたことから、兵士の士気高揚、生きる意欲高揚のために演劇慰問部隊が作られることになった。ジャングルの真ん中に舞台が作られ、明日にも散りゆく若き命の目の前で、その日「瞼の母」は上演された……。
出演は、柳家花緑、大和悠河、川﨑麻世、松村雄基、柄本時生、佐藤正宏、酒井敏也、冨家規政、佐々木勝彦、門戸竜二、室龍規、笠原浩夫、平田裕一郎、丸山厚人、西条美咲、新城拓也、中井隼人、ニ神光、石川泰彦、漆崎敬介、今江憲、遠山悠介、佐藤太三夫、稲宮誠、矢野竜司、三浦祐介、加納明、松村泰一郎。
チケットはS席9,000円、A席7,000円で好評発売中。取り扱いはピクニックチケットセンター、チケットぴあ、ロ-ソンチケット、e+(イープラス)。お問い合わせはピクニックチケットセンター050-3539-8330(11:00〜17:00)まで。
『南の島に雪が降る』
原作:加東大介
脚本・演出:中島 淳彦
日時:2015年8月25日(火)11:00/16:00
会場:キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1丁目2番1号)
料金:全席指定S席9,000円、A席7,000円
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。