鹿児島で、演劇人による「小劇場オペラ」
Schwarze Katz Oper(鹿児島)が『LiederSeries 《Schwanengesang/白鳥の歌》』(構成・演出:市原大海)を2月20日(土)、鹿児島市荒田のサンエールかごしま2階講堂にて上演する。
Schwarze Katz Operは、鹿児島演劇協議会事務局長の市原大海と、びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーの川野貴之によって2013年に立ち上げられた「小劇場オペラ」プロジェクト。固定のメンバーは置かず、公演ごとに出演者スタッフを集めるユニット形式を取っている。
市原によると、このプロジェクトではオペラを演劇の形式のひとつと捉え、演劇作品として多くの人に伝えたいという狙いがある。また、演劇人と音楽家が共同することで、双方の新しい観客と経験を得られるきっかけにしたいという。今回の作品では、シューベルトの歌曲集「白鳥の歌」を全曲演奏するが、通常の演奏会とは異なり、曲や詩の世界の情景描写を俳優の演技で表現し、視覚的効果でも音楽を楽しめるようなステージ演出を行う。
出演は、又吉秀和(バリトン)、髙取裕美(ピアノ)。演劇アンサンブルには、ポップな世界観で笑いとエンターテインメントを追及する「劇団鳴かず飛ばず」から赤池美和、米田翔太。SFやファンタジーを得意とする「演劇集団宇宙水槽」から宮田晃志、馬場千里、山出朋佳。
チケットは、前売当日ともに一般2,000円、高校生以下1,000円。山形屋プレイガイド、十字屋CROSSでの取り扱い。お問い合わせは黒猫事務局090-7472-7915、oumi8436katzoper@gmail.comまで。
Schwarze Katz Oper『LiederSeries 《Schwanengesang/白鳥の歌》』
構成・演出:市原大海
日時:2016年2月20日(土)18:30
会場:サンエールかごしま2階講堂(鹿児島市荒田1-4-1)
料金:一般2,000円
高校生以下1,000円
【関連サイト】
Schwarze Katz Oper
劇団鳴かず飛ばず
演劇集団宇宙水槽
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