九国大演劇部の卒業公演は、少女の訣別の物語

2016.02.17

九州国際大学演劇部(北九州)が卒業公演『銀塩少女』(作:村木謙斗、演出:長岡尚利)を2月18日(木)~20日(土)、北九州市八幡東区平野の九州国際大学 平和祈念館1階ミーティングルーム3.4で上演する。

九州国際大学演劇部 卒業公演『銀塩少女』

少女は今日も日常を切り取る。銀塩フィルムに、自らの姿を撮さないまま。これは、訣別の物語。

卒業公演となる九州国際大学演劇部の新作は、少女の訣別の物語。普段は部員が男性ばかりのため、キャストも男性のみということの多かった演劇部だが、今回は少女の物語ということで1人女性のキャストがいるという。普段とは違う彼らがどのような新作を届けるのか期待したい。本作の上演に向けて、九州国際大学演劇部よりコメントが届いた。

今回九州国際大学がお送りする『銀塩少女』は4年生の卒業公演としてのものです! 実はこの公演、様々なトラブルを経て完成されていったものなんです。

トラブルその1:本来使う予定だった箱が急遽使えなくなる。
これには驚きました。皆いつも使っている狭い場所でなく、広く自由に使えるスペースが多い箱でできると思っていた分、ショックも大きくしばらくは練習もどことなくふわふわしたものでした。しかしいつまでもそんな状態でいられるはずが無いので気合を入れ、現実を受け止めて稽古に励みました。

トラブルその2:時間が足りない。
これは毎度毎度のことではあるのですが(笑)、今回は脚本読みからではなく大道具や仕込みから入ったために、芝居の練習を開始できたのは本番まで1ヶ月ないくらいの時期からで練習のスケジュールも少々きつめで、バイトをしている部員はひいひい泣いておりました(笑)

しかしもちろん良いことも沢山ありました! それは女性のキャストがいるため、一気に練習の雰囲気が柔らかく、華やかになったことです! 実は九州国際大学演劇部、女性がいないんです。男性だけならだけで色々楽しいこともありますがやはり女性1人いるだけで全く違いますからね! また、キャストが多いため部室に人が溢れ賑やかになったことも挙げられます。これには練習スペースは広い方がいいという当たり前の考えがありますが、人の少ない部室より人が多く、たくさんの意見が貰える状況であるほうがいいですもんね! 

以上のようにたくさんの要素が絡まりあいできた『銀塩少女』、ぜひご観劇下さい!!

料金はカンパ制。予約・お問い合わせはsmile.peace.yellow@gmail.com(村木)まで。


九州国際大学演劇部 卒業公演『銀塩少女』

脚本:村木謙斗
演出:長岡尚利
日時:2016年2月18日(木)13:30
        19日(金)13:30
        20日(土)13:30
会場:九州国際大学 平野記念館1階ミーティングルーム3.4(北九州市八幡東区平野1−6−1)
料金:カンパ制

【関連サイト】
九州国際大学サークルブログ
九州国際大学演劇部(Twitter)

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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