弦巻楽団がコンクール最優秀賞作を北九州で上演
弦巻楽団(札幌)が『四月になれば彼女は彼は』(脚本・演出:弦巻啓太)を6月25日(土)~26日(日)、北九州市八幡東区枝光本町の枝光本町商店街アイアンシアターで上演する。
劇団の稽古場で、男と女、二人の役者が稽古をしている。脚本は岸田國士の『紙風船』。二人は次回公演のキャスティングオーディションを兼ねた「試演会」で、その戯曲を上演しようとしている。戯曲を読む。声に出す。相手に向かう。試行錯誤しながら稽古を繰り返す二人。やがて稽古する二人の姿に、別の人間が重なってくる。それは「紙風船」の夫か、妻か。それとも。
「演じる」とは何か。「台詞」に滲み出てくるものは、自分の人生か、役の人生かーー。
札幌の劇団、弦巻楽団が若手演出家コンクール2014最優秀賞受賞作『四月になれば彼女は彼は』を引っさげ、北九州にやってくる。今年で「だいたい10周年」(弦巻楽団プロフィールより)となる今年、『ユーキャント・ハリー・ラブ!』で観客動員1,000名を達成。札幌最注目の劇団である。本作はソウル、三重、京都、東京でも上演され、計5か所のツアーとなる。
出演は、深浦佑太、深津尚未(弦巻楽団)。
チケットは前売2,000円(当日2,300円)。また、本公演と同時期、同会場で公演する北九州の劇団「飛ぶ劇場」の公演『睡稿、銀河鉄道の夜』とのセット券の販売と、お互いのチケットの半券持参での割引も行われている。詳しくは弦巻楽団サイトまで。
予約・お問い合わせは弦巻楽団090-2872-9209、tsurumakigakudan@yahoo.co.jp、枝光本町商店街アイアンシアター093-616-9890まで。
弦巻楽団『四月になれば彼女は彼は』
脚本・演出:弦巻啓太
日時:2016年6月25日(土)19:00
26日(日)13:00/17:00
会場:枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8-26)
料金:前売2,000円(当日2,300円)
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弦巻楽団
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