鹿児島のミュージカル劇団が『ザ・ロード』を再演
ミュージカル劇団エルフシアター(鹿児島)が、第18回公演オムニバスミュージカル『ザ・ロード』を8月28日(日)、鹿児島市与次郎の鹿児島市民文化ホール 第2ホールで上演する。
ゴールを目指して競争を始めたうさぎとかめ。うさぎが途中で居眠りをしていると、親切なかめはうさぎを起こし、うさぎの見ていた夢の話を聞く。
夢の中のうさぎとかめが最初にやってきたのは篤姫のいる大奥。今和泉島津家の娘として生まれたおかつ(篤姫)は、別荘でのびのびと暮らしていた。やがて本家島津斉彬の養女となり、そこから徳川家定の正安国寺て嫁ぐことに。そして、お姫様教育が始まる。
次にやってきたのはとんちで有名な一休さんが修行をしている安国寺。和尚様の留守中に勝手にお寺にうさぎとかめを招き入れた一休たちは、和尚様が帰ってきて大慌て。なんとかその場をしのぐがうさぎとかめがとんでもないことに……。果たして一休はこの危機をどんなとんちで解決するのか?
村で妹と二人暮らしの青年メロスは、間近に控えた妹の結婚式の準備のためにシラクスの市へ出かける。そこで残虐な王の話を聞いたメロスは王城へ行くが逆に捕えられてしまう。妹の結婚式のため無二の親友セリヌンティウスを身代わりに3日間だけ猶予をもらい村へ戻る。無事に妹の花嫁姿を見届けたメロスは、自分を信じ、帰りを待っている友のいるシラクスへ向かうが、その道はとんだ災難ばかり。岐路に立たされたメロスはどうするのか? そして友の命はいかに?
夢から目覚めレースを再開したうさぎとかめは、大きな門にぶつかる。なんとか門を飛び越えられたうさぎと門を越えることのできないかめ。うさぎは夢の中で出逢った人たちのそれぞれの生き方を思い出し、かめとともにゴールを目指そうとする。そして力をあわせて大きな門を開けようとするが……。
ミュージカル劇団エルフシアターは、1994年に鹿児島で結成された、オリジナル作品を定期上演するミュージカル劇団。本作は2009年に15周年の作品として上演され、今回は再演となる。「私の生きる道」をテーマにした、愛と優しさのオムニバスミュージカルとなっている。それぞれの「私の生きる道」について触れる物語。前回よりさらにパワーアップした『ザ・ロード』に期待したい。
チケットは一般前売1,500円(当日1,800円)、中校生前売800円(当日1,000円)、小学生以下前売400円(当日500円)。山形屋、鹿児島市民文化ホール、生協コープかごしま(全店舗)での取り扱い。
お問い合わせはNPO法人ミュージカル劇団エルフシアター099-801-3110まで。
ミュージカル劇団エルフシアター 第18回公演 オムニバスミュージカル『ザ・ロード』
日時:2016年8月28日(日)18:00
会場:鹿児島市民文化ホール 第2ホール(鹿児島市与次郎2-3-1)
料金:一般前売1,500円(当日1,800円)
中高生前売800円(当日1,000円)
小学生以下前売400円(当日500円)
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