サヨナランドリーの新作は、安田弦矢とコラボした映像作品
サヨナランドリー×安田弦矢(北九州)がコラボ企画映画上映会『歯車の伝言』(監督:安田弦矢、脚本:前田芽衣子)を12月3日(土)〜4日(日)、北九州市小倉北区大門のengel -cafe and musik-で行う。
2人のおじさんが十数年の時を超えてモラトリアムを清算する傍ら、友達とのあるようでない壁の前で立ち往生している水商売の女が「本当に男はどいつもこいつも」と毒を吐き、あいつはへらへらLINEを送って、あいつは未来からの逃避行を測り、いつものように酒を注ぐ女と三年前を呪う女と、そんな奴らが、にっちもさっちもいかないような日々を、やはり清算していく日々の話。
2013年の冬に結成、「やりたいことやろう」をモットーに北九州で活動している女性6人の演劇ユニット、サヨナランドリー。今回は映画を撮ってみたい! という急な熱い思いのもと、同じく北九州を拠点に活動する映像作家の安田弦矢とタッグを組み、映画を製作。脚本を務めた前田芽衣子は、今回の作品について次のように語る。
実質ふたりの人間(前田と安田)が相談しながら作った脚本になっています。カメラを回しているのは安田さんですし、シンガーソングライターのAliCeさんに音楽もつけていただいていたりしていて、いろんな方の要素があわさって、普段とはだいぶ毛色の違った作品になってきています。上映会では、AliCeさんの弾き語りもあったりするので、ぜひ生で観に来ていただきたいです。
後悔と清算をキーワードに製作しています。泣くでも笑うでもなく、淡々と後悔して淡々と迷っている、そんな「普通の人達」が、ちょっとしたきっかけで少しだけドラマチックになる瞬間がみどころです。
AliCeは「あざといは正義!」をモットーに活動する福岡県のシンガーソングライター。普通の男の子よりも少し高い声と想いをストレートに綴った曲を武器に、勢力的に活動している。今回の上映会では、映画の上映後に、主題歌「さよならの受容」の弾き語りのライブも行われる。
映像出演は、水口すみれ、平井涼太(ノハラstudio)、葉山太司(飛ぶ劇場)、生野彩、磯田渉(不思議少年)、雪見周平(コックピット)、中村あかり、野田春香、太田克宜(飛ぶ劇場)、森川松洋(バカボンド座)。
料金は800円(ドリンク代込み)。予約フォーム、メールから予約可能。
お問い合わせはsayonalaundry3@gmail.com、080‐2726‐4370(前田)まで。
サヨナランドリー×安田弦矢 コラボ企画映画上映会『歯車の伝言』
監督:安田弦矢
脚本:前田芽衣子
日時:2016年12月3日(土)14:00/18:00
4日(日)14:00/18:00
会場:engel -cafe and musik-(北九州市小倉北区大門2-7-5)
料金:800円(ドリンク代込み)
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