太宰府で、壮大な歴史ドラマを上演する事業

2017.01.12

太宰府市観世音寺のプラム・カルコア太宰府市民ホールで2月5日(日)、史跡のまちの“生”歴史ドラマ『西国ーの玉砕戦 岩屋城の戦い』(原作:(劇)池田商会『白梅悍馬』、脚本・演出:瀧本雄壱)が上演される。

史跡のまちの“生”歴史ドラマ『西国ーの玉砕戦 岩屋城の戦い』

時は西暦1585年、九州は太宰府、四王寺山に「岩屋城」という城があった。城主は稀代の名将“高橋紹運”。当時には珍しく義を重んじ、忠節を尽くす義将であった。対して、紹運と刃を交えること数度、裏切りと離反を繰り返し、戦国の世を狡猾に生き延びた武将“筑紫広門”。その気性の荒さから、肥前の悍馬と字される謀将であった。
互いに刃を交え、反目しあう二人の将は、やがて来る大敵と戦うため手を取り合う。互いの勝ちを得る為に。別々の生き様を見せる両将が手を取り、戦って散った福岡県太宰府市の合戦「岩屋城の戦い」を通して、生きるとはなにかを訴えかける。

過去公演より 過去公演より

本企画は、太宰府の魅力を再発見し、歴史を楽しむ心を広く育むことを目的とした演劇公演。第1回目となる今回は、5万人と言われる島津軍に対し、僅か763人で徹底抗戦し、全員玉砕した壮烈な合戦を通し、城主である高橋紹運公に迫った大河演劇を上演する。原作となっているのは、(劇)池田商会企画 瀧猫亭(福岡)が2011年に上演した『白梅悍馬』。壮大な歴史ドラマに、(劇)池田商会のメンバーをはじめとした総勢37名のメンバーが出演する。

出演は、瀧本雄壱、安倍祐馬、三原宏史、久保大輔、矢野真由美、松本裕子、山中麻美、髙橋名都美、松山彩香、江藤君佳、岡本澪、髙橋来人、都地みゆき、山野祐作(以上、(劇)池田商会)、伊森大祐(株式会社宝映テレビプロダクション)、植田理沙(九州ビジュアルアーツ、劇団瀧猫録)、大淵雄一朗、小澤和史(座☆鷲)、小野萌花(クラーク記念国際高等学校)、梶川竜也(劇団風三等星)、川崎和哉(96文字)、木下正義、國廣欣孝、久保志織(クラーク記念国際高等学校)、河野ひかる(クラーク記念国際高等学校)、高田知学(劇団純情サイダー)、だにえる、辻裕一(クラーク記念国際高等学校)、寺本遥香(クラーク記念国際高等学校)、土佐のぶゆき((劇)かっこん党)、藤野大成、松村来夢(クラーク記念国際高等学校)、的場翔平(九州ビジュアルアーツ)、皆口湖雪(九州ビジュアルアーツ、劇団瀧猫録)、守谷茂之(福岡市高齢者市民劇団シルバーパンサー)、愛敬実佳子(クラーク記念国際高等学校)、伊藤琴海(クラーク記念国際高等学校)。

料金は一般1,000円、高校生以下500円。e+(イープラス)、太宰府市いきいき情報センター、プラム・カルコア太宰府、太宰府文化ふれあい館での取り扱い。

また、本公演に関連した企画として、公演前日の2月4日(土)には「高橋紹運ミニ講座」(講師:重松敏彦)、「筑前琵琶ミニコンサート『岩屋城の訣別』」(出演:東旭秀)、「演劇公演『岩屋城の戦い』特別公開リハーサル」が、3月24日(金)には史跡散歩ツアー「紹運が戦った岩屋城をめぐる」が行われる。

お問い合わせは公益財団法人太宰府市文化スポーツ振興財団092-920-7070、kage@dazaifu-info.or.jpまで。


史跡のまちの“生”歴史ドラマ『西国ーの玉砕戦 岩屋城の戦い』

原作:(劇)池田商会『白梅悍馬』
脚本・演出:瀧本雄壱
日時:2017年2月5日(日)13:00
会場:プラム・カルコア太宰府市民ホール(太宰府市観世音寺1-3-1)
料金:一般1,000円
   高校生以下500円

【関連サイト】
公益財団法人太宰府市文化スポーツ振興財団
(劇)池田商会

史跡のまちの“生”歴史ドラマ『西国ーの玉砕戦 岩屋城の戦い』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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