北九州芸術劇場プロデュース公演新作、舞台写真公開!

2017.03.01

北九州芸術劇場プロデュース『しなやか見渡す穴は森は雨』(作・演出:ノゾエ征爾)が2月26日(日)に初日を迎えた。

北九州芸術劇場プロデュース『しなやか見渡す穴は森は雨』(撮影:重松美佐)

第一線の演出家が約1か月北九州で滞在制作を行い、北九州・東京で公演を行う北九州芸術劇場プロデュースシリーズ。9作目の今回は、人間のデリケートな内面をシュールな笑いと絶妙なリアル感で描くノゾエ征爾が登場。稽古序盤に行われた記者発表の場でノゾエは、前日の稽古で当初考えていたプロットを捨て去って、新たな物語を作る決意を表明。「創作においてあってしかるべきことが起きた、衝動を作品に転化していくべきだと思った。焦ってはいるけど楽しみ」と述べた。記者発表から約1か月が経ち、いよいよ26日に初日を迎えた本作は、「ラブ&ユーモラス」を核に据えた北九州の物語が立ち上がったようだ。

北九州芸術劇場プロデュース『しなやか見渡す穴は森は雨』(撮影:藤本彦)

ノゾエ作品は何かを象徴させた舞台美術も特徴のひとつ。本作もユニークな美術になっており、生きづらいひとたちが、「行きづらい」舞台で演じることを象徴している。「好き」というストレートな愛だけではなく、恨み、妬み、哀しみといった様々なひとがひとを想う気持ちを描き切ったという、男女16人が織りなすユーモラスな「愛」の物語。

北九州公演は3月5日(日)まで北九州市小倉北区室町の北九州芸術劇場 小劇場で、その後東京公演が3月10日(金)〜12日(日)に東京都豊島区東池袋のあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で行われる。

出演は、椎木樹人(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)、中薗菜々子、山中志歩、片渕高史(宇都宮企画)、三好美優(劇団ルアーノデルモーズ)、脇内圭介(飛ぶ劇場)、高山実花(モンブラン部)、鈴木隆太、青木裕基(飛ぶ劇場)、中前夏来、橋本隆佑(超人気風族)、森川松洋(バカボンド座)、梨瑳子、原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)、荒巻百合、目次立樹(ゴジゲン)。

チケットは、一般3,000円(当日3,500円)、学生(小~大学生・要学生証提示)2,500円(当日3,000円)。北九州公演のみ高校生〔的〕チケット1,000円(要学生証提示・劇場窓口前売のみ)、東京公演のみ豊島区民割引2,800円(在住・在勤・要証明書提示・前売のみ)の販売も。

お問い合わせは北九州芸術劇場093-562-2655まで。


北九州芸術劇場プロデュース『しなやか見渡す穴は森は雨』

作・演出:ノゾエ征爾
料金:一般3,000円(当日3,500円)
   学生(小~大学生・要学生証提示)2,500円(当日3,000円)

【北九州公演】
日時:2017年2月26日(日)14:00※前売終了
        27日(月)19:00
        28日(火)休演日
       3月1日(水)19:00
         2日(木)14:00☆/19:00
         3日(金)19:00
         4日(土)14:00※前売終了
         5日(日)13:00
   ☆アフタートークあり
会場:北九州芸術劇場 小劇場(北九州市小倉北区室町1-1-1-11 6F)

【東京公演】
日時:2017年3月10日(金)19:00
        11日(土)14:00
        12日(日)14:00
会場:豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4-5-2)

【関連サイト】
北九州芸術劇場『しなやか見渡す穴は森は雨』公演詳細ページ

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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