宇都宮企画3年ぶりの新作公演は、engelをモチーフにした物語

2017.07.03

宇都宮企画(北九州)が第4回公演『あした、雨がふったなら』(作・演出:宇都宮誠弥)を7月7日(金)〜9日(日)、北九州市小倉北区大門のengelで上演する。

「もともとそこは鉄工所だったらしいです。
でも、僕らはその時のことを知りません。
もしかしたら鉄工所じゃなかったかもしれません。
だって、その景色を覚えてるのは。」

北九州、小倉の町外れ
engel という場所でつくられる
すこし不思議なお話。

北九州を拠点に活動する宇都宮企画の、3年ぶりの新作公演。会場となるengelをモチーフにしてできたという本作。作・演出を手がける宇都宮誠弥からコメントが届いた。

こんにちは、宇都宮企画、作・演出の宇都宮誠弥です。

今回、第4回公演の作品として「あした、雨がふったなら」という作品を作りました。今回、幸運にも第3回公演の時と同じメンバーで再び公演をすることになりまして、非常に心強い気持ちで作品を作れました。

今回、北九州の小倉にある「エンゲル」というカフェで公演をさせていただけることになったのですが、当初は今できている作品とまったく違う物の構想を立てていたのですが、ふと、エンゲルというお店自体を舞台にしたいなと思うようになり、そこから今回の公演の形へ変貌していきました。
その中でエンゲルとはどういう場所なのだろうと考えると、店主の寺本さんの人柄とエンゲルが元々鉄工所だったということに思い至り、そこから妄想してできたお話が今回の作品です。

元々エンゲルに来ていた人たちも、初めて来る人たちもエンゲルという場所になにか1つ自分なりの物語を持ってもらえたらいいなと思って作りました。
これはエンゲルと寺本さんとこの物語を目撃した人に捧げる一種の賛歌なんだと思います。
ぜひ、見にいらしてください。

余談ですが
今回、宇都宮企画は初めて物販を行います。
Tシャツや缶バッジなどのグッズなどはございません。
農業に携わる団員が手塩にかけて育てたトマトやピーマンなどの新鮮な夏野菜を販売いたします。こちらもぜひよろしくお願いします。

宇都宮企画代表  宇都宮誠弥

出演は、文目卓弥、荒木喜成、片渕高史、中川裕可里、西村佳那生、宮村耳々。

料金はドリンク代金込みで前売1,500円(当日2,000円)。

予約・お問い合わせは宇都宮企画utsunomiyakikaku@gmail.comまで。


宇都宮企画 第4回公演『あした、雨がふったなら』

作・演出:宇都宮誠弥
日時:2017年7月7日(金)19:00
        8日(土)14:00/18:00
        9日(日)14:00/18:00
会場:engel(北九州市小倉北区大門2-7-5)
料金:1,500円(当日2,000円)ドリンク代金込み

【関連サイト】
宇都宮企画(Twitter)

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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