ばぁくう読演85は国木田独歩の二作品
演戯集団ばぁくう(福岡)が佐藤順一読演85『春の鳥/二老人』(作:国木田独歩)を7月10日(月)と20日(水)、福岡市中央区六本松のアトリエ戯座で上演する。
明治の頃に、国木田独歩という男がいた。少年期を山口県で育ち、後、早稲田に学び、詩人・小説家、そして雑誌の発行人として名を残した。
彼の「生命」というものと向き合った、二つの作品を紹介します。
『二老人』
独歩の絶筆。社会をリタイアし、恩給暮らしの老人と、今だにしがない市井の暮らしをしている老人、二人を対比的に描いた温かみある作品。
『春の鳥』
大分県佐伯市にて、独歩が教職についていた頃の思い出の作品。そこで出会った「六蔵」という少年との交流を通して、「生命」の昇華と自然の豊かさを歌い上げた作品。
毎月10日と20日に開催されるばぁくうの読演。85回目となる今回は、雑誌「婦人画報」の創刊者であり、『武蔵野』『牛肉と馬鈴薯』などのロマン主義、『春の鳥』『竹の木戸』などの自然主義文学の先駆とされる国木田独歩の『春の鳥』と『二老人』を読演する。
チケットは前売当日ともに1,500円。
予約・お問い合わせは演戯集団ばぁくうnrd47497@nifty.com、092-736-1220まで。
演戯集団ばぁくう 佐藤順一読演85『春の鳥/二老人』
作:国木田独歩
日時:2017年7月10日(月)15:00/19:00
20日(水)15:00/19:00
会場:アトリエ戯座(福岡市中央区六本松4-11-25-5Fばぁくう内)
料金:1,500円
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