ぐにゃりが北九州・諫早・福岡で新作を上演!
ぐにゃり(福岡)が第6回公演『アクアリウム』~サラリーマンと、長生きなお魚のお話~(作・演出:谷岡紗智)を12月2日(土)に北九州市門司区西海岸の関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ) 1階多目的ホールで、来年1月13日(土)に諫早市八天町の諫早独楽劇場で、1月19日(金)~20日(土)に福岡市東区箱崎の箱崎水族館喫茶室で上演する。
サラリーマンが一人、水族館で魚を見て誰にともなくつぶやきます。
「魚は、いいなぁ」
一匹の魚が応えます。
「魚に、なりたいの?」
水族館でも何気なく自然の営みを続ける「魚」と、人間という生き物の本能に翻弄されてまるで網の中で動けなくなってしまったような「男」。
男と魚の会話から泡の様に浮かんで消える、家族の形を描きます。
2012年から、主宰・谷岡紗智の気が向いた時に活動している演劇ユニット「ぐにゃり」。現実をぐにゃりとねじ曲げたような舞台を作っている。第1回公演『家出』は、九州戯曲賞大賞を受賞。これまでに5作品を上演している。今回の公演にあたって、以下のコメントが届いた。
「産後クライシス」という言葉を少し前から耳にするようになりました。「子どもが生まれると女性は子どもを第一優先に考えるように自然と体がそうなる」そうです。人間の動物としての本能だと思います。人間の動物としての本能、体の部分は変わっていないのに、生活する場所の環境、社会はどんどん形が変わってきています。
子どもを育てるための『本能』が、今の人間という生き物の生き方・環境とズレてしまい合わなくなってしまったのではないかしら。
だからどうしようもない苦しさを感じてうまくいかなくなってしまう人々が増えてきてしまったのではないかしら。この『ズレ』は本能か環境のどちらかが変わらないと解消しないと思います。
『ズレ』をそういうもんだと受け入れることも出来ず、『ズレ』に合わせてうまく変わることも出来ず、苦しく思いながら、それでも今の世界でなんとか家族を愛して生きていきたいということ。
その愛情が果たして幸せに繋がるのかどうかももうわからないけれど、それでも出来れば、このお話の場合は、幸せに繋がってほしい。そんなお話です。
出演は、とうどうせいら、薔薇園花江、渡部光泰(village80%)。声の出演に峰尾かおり。
チケット料金は各会場によって異なる。
予約・お問い合わせは北九州公演:海峡演劇祭事務局093-331-6700、customersupport@kanmon-mojiko.com、諫早・福岡公演:gunyari.gunyari@gmail.com、090-9609-1698(谷岡)まで。
ぐにゃり 第6回公演『アクアリウム』~サラリーマンと、長生きなお魚のお話~
作・演出:谷岡紗智
【北九州公演】
日時:2017年12月2日(土)16:30
会場:関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)1階多目的ホール(北九州市門司区西海岸1-3-3)
料金:一般1,200円(当日1,500円)
学生1,000円
ドラマシップ展示ゾーンチケット付予約1,400円(学生1,200円)
【諫早公演】
日時:2018年1月13日(土)19:30
会場:諫早独楽劇場(諫早市八天町15-4)
料金:一般1,500円(当日2,000円)
学生1,000円
(要1ドリンクオーダー)
【福岡公演】
日時:2018年1月19日(金)19:30
20日(土)14:30/18:30
会場:箱崎水族館喫茶室(福岡市東区箱崎1-37-21)
料金:一般1,500円(当日2,000円)
学生1,000円
(要1ドリンクオーダー)
【関連サイト】
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