DerbyTheatreで研鑚を積んだ演出家・大澤遊のワークショップ

2018.01.14

大澤遊ワークショップ「北村想『ザ・シェルター』を使って」が2月3日(土)〜4日(日)、福岡市南区大橋のゆめアール大橋 中練習室で行われる。

大澤遊ワークショップ「北村想『ザ・シェルター』を使って」

ーむすぶ、たばねる演出ー
舞台づくりには俳優・スタッフの声に耳をすまし、共に紡いでいく作業が不可欠です。しかしながらそのアプローチや方法論はさまざまで、学ぶ機会は多くはありません。今回、英国DerbyTheatreで研鑚を積んだ演出家・大澤遊氏を招き、実践型ワークショップを行います。初演から30年経った今でも、多くの予感に満ちた『ザ・シェルター』(作:北村想)を用いて、作品を立ち上げる過程を共に探ります。
これから劇団を旗揚げたい、演出家として新たな作品に挑みたい、俳優として創作現場を変えたい、舞台づくりに関わりたい、など熱い想いがあれば経験も年齢も問いません。多くのご参加お待ちしています!

大澤遊

今回のワークショップに当たって、大澤遊からコメントが届いた。

「きびる」という言葉も知らずに、今回は福岡でワークショップをやらせてもらえることになりました。作品創りには「きびる」ことがとても大事です。(合っていますか、使い方?)そのひとつの方法を英国での研修で学んできました。ロンドンではなくダービーという地方の劇場で研修したのも、地域と人と劇場が結びついている素敵な環境があったからです。公演のない日でも地域の人々は劇場に遊びに来ます。小さな町でも演劇や芸術のフェスティバルは行われています。「キビるフェス」も楽しみで仕方ありません。身近に芸術がある環境はとても贅沢で心が豊かになります。誰でも参加でき、誰もが楽しむ権利がある。劇場に行くことは決して特別なことではない。そんな環境作りのための種まきができれば幸いです。
さて、僕は先生ではありません。皆さんと同じ一人の演劇人です。皆さんと一緒にワークショップを存分に楽しみたいと思います。「みんなで作品を創ることは楽しいこと」英国で学んできた一番の核になることかもしれません。

対象は、俳優・演出家・パフォーマーなどで、年齢・経験不問。参加料は2日間通し1,000円。キビるフェス2018参加作品の公演チケット提示で500円となる。申し込みは申し込みフォーム、FAX 092-263-6259、メールffac-02@ffac.or.jpから。1月31日(水)締め切り。

お問い合わせは(公財)福岡市文化芸術振興財団092-263-6266(平日10時~17時)まで。


大澤遊ワークショップ「北村想『ザ・シェルター』を使って」

講師:大澤遊
日時:2018年2月3日(土)・4日(日)13:30~18:30
会場:ゆめアール大橋 中練習室(福岡市南区大橋1-3-25)
料金:2日間通し1,000円
   キビるフェス2018参加作品の公演チケット提示で500円
対象:俳優・演出家・パフォーマーなど(年齢・経験不問)
定員:15名程度(※定員に達し次第締切)
締切:1月31日(水)(※定員に余裕があるときは締切日以降も受付)

【関連サイト】
大澤遊ワークショップ「北村想『ザ・シェルター』を使って」詳細ページ

大澤遊ワークショップ「北村想『ザ・シェルター』を使って」

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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