F’s Companyが大分と三重で20周年記念公演

2018.01.26

F’s Company(長崎)が20周年記念公演『けしてきえないひ』(作・演出:福田修志)を1月27日(土)~28日(日)に津市栄町の四天王寺スクエアで、2月16日(金)に大分市金池南のホルトホール大分1階小ホールで上演する。

F’s Company 20周年記念公演『けしてきえないひ』

日本の西の果てにある『崎島』という名の小さな島。
人口千人ほどのその島では、島民のほとんどが漁師をしている。
そんな小さな島に『火照(ほてり)』と呼ばれる仕事があった。
漁師たちが海に出ている間、大漁祈願を願って照塚(てりづか)に火を灯し続けるというその仕事は、代々鰐口家で受け継がれてきた。
だがある日、家長の鰐口純一が、火に喰われた。
物語は、その葬式の次の日から始まる……。

長崎を拠点に活動しているF’s Companyの、劇団創立20周年記念となる今回の公演。代表の福田修志に本作のこと、劇団のことについて話を聞いた。

ー劇団創立20周年、おめでとうございます。

ありがとうございます。

ー20年、いろいろあったと思いますが、この20年間の感想をギュッとお願いします。

最初の10年は、あっという間に過ぎたというか、あまり記憶がない感じです。次の10年は、長かったなあ……というのが、正直な感想ですね。昔はそんなに公演をしてなかったんだなってのを、記念冊子を作ってて気がつきました(笑)。

F’s Company 20周年記念公演『けしてきえないひ』 F’s Company 20周年記念公演『けしてきえないひ』

ー今回の作品を20周年に選んだのはなぜですか?

『けしてきえないひ』はF’s Companyが初めて長崎市を飛び出した時の作品で、再演回数が『マチクイ』と並んで多いし、長崎らしい作品とも言えます。僕らにとっては、ある意味原点のような作品なので、この作品になりました。

ーこの公演以降の構想などはありますか?

そうですねえ……。作り手としては、もう少し幅のある作品を描きたいという気持ちがありますかね……。劇団としては、まあ落ち着かずに攻めて行きたいかな、と。先輩方がやんちゃなので、負けずに食らいついて行きたいです(笑)。

ー最後にmola!をチェックしている方にコメントをお願いします。

20周年記念公演、いよいよ後半戦の始まり。F’s Companyにとって大切な、原点とも言える『けしてきえないひ』を三重、大分で上演します。この20年、長崎という西の外れの土地で育てられた僕らの想いを乗せて、「大切にすべきことは何か?残したいことは何か?」を長崎弁で描いています。ぜひ三重、大分の劇場にお越し下さい。

ーF’s Companyを初期から支えている篠崎雅からもコメントが届いた。

おかげさまで20歳! 感謝の気持ちを込めて様々な企画をご用意しています♪ ご来場の方には、F’sのいままでを詰め込んだ記念冊子をプレゼント! さらにTシャツやエコバッグなどグッズも一新☆ また深い関わりのある20人の方々にインタビューする『20人に聞きました』を随時公開いたします♪ こちらもぜひお楽しみに!‬

出演は、篠崎雅、松本恵、田中俊亮、宮本未貴、小山正平、田中がん(象さんのふかづめ)。

チケットは一般2,000円(当日2,500円)、U-22 1,000円(当日1,500円)。三重公演はカルテットオンライン、三重県文化会館059-233-1122、津あけぼの座059-222-1101での取り扱い。大分公演は、カルテットオンライン、ホルトホール大分1階総合事務室097-576-8877での取り扱い。

お問い合わせはフーズ・カンパニー事務局seisaku@fs-company.com、090-8415-7400(マツモト)まで。


F’s Company 20周年記念公演『けしてきえないひ』

作・演出:福田修志
料金:一般2,000円(当日2,500円)
   U-22 1,000円(当日1,500円)

【三重公演】
日時:2018年1月27日(土)19:00
        28日(日)14:00
会場:四天王寺スクエア(津市栄町1-888 四天王会館3F)

【大分公演】
日時:2018年2月16日(金)19:00
会場:ホルトホール大分 1階小ホール(大分市金池南1-5-1)

【関連サイト】
F’s Company
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F’s Company(Twitter)

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※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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