劇団GIGAが夢野久作にスポットをあてた公演企画
空間再生事業劇団GIGA(福岡)が『夢野久作劇場〜ギガ夢かわいい〜』(原作:夢野久作、演出:山田恵理香)を5月3日(木・祝)~5日(土・祝)、福岡市東区箱崎のハコビル・ハコ町屋で上演する。
今回の公演は、日本三大奇書のひとつ『ドグラ・マグラ』などを書いた福岡出身の小説家、夢野久作にスポットをあてた企画。せとよしのに企画や作品のことについて聞いた。
ー夢野久作にスポットをあてた理由を教えてください。
福岡に夢野久作記念館ってないよね。という話がきっかけでした。ちょうど自主公演のために本をみんなで探していて、夢野久作の作品を提出したメンバーがいました。それなら、「夢野久作専用劇場」を作って、そこでは音楽・ダンス・演劇・絵画…さまざまな夢野久作の世界に触れられる環境が福岡にあるって、とっても素敵じゃないか。ということで、プロジェクトが始まりました。
ー作品や内容についてもう少し教えてください。
ひとことで言うと、“ギガ夢(やみ)かわいい作品”ですね。夢野久作といえばやはり『ドグラ・マグラ』や『少女地獄』といった印象が強いかもしれません。でも実は結構、童話も書いているんです。幻想的で、可愛くて。ちょっと茶目っ気がある、ちょっと意外な!? 夢かわいいお話たちを、GIGAが演劇や映画に立ち上げます。
ー今後も夢野久作に特化した企画を実施するとのことですが、次回の予定などは決まっていますか?
秋にも期間限定でオープン予定です。夢野久作は推理小説家でもあるので、“やみかわ(「病み」と「可愛い」を併せた造語)”な雰囲気で長編探偵モノの上演しようか!という話を劇団でしているところです。
ー今後の目標や目指す展開などがあれば教えてください。
将来、夢野久作劇場が様々な芸術とともに夢野久作の作品に触れたり体験できたりする場になればと思っています。なので、夢野久作の作品をイメージして音楽作りたい。劇場の運営に興味がある!パフォーマンスをしたい!という方がいましたら。是非是非、GIGAまでご連絡ください。
ー最後にmola!をチェックしている方にメッセージをお願いします!
まずは.……GWに夢野久作劇場にきんしゃらんね!
上演演目は、『笑う☆オシオンナ「男と女のやみかわ」』、『ルルとミミ「兄と妹のゆめかわいい」』(脚本:谷岡紗智(ぐにゃり))、『涙のアリバイ「大人のゆめとやみ」』(脚本:猛者真澄)。
出演は、五味伸之、八尋香菜、せとよしの、猛者真澄(14:00の回のみ出演)。
チケットは、一般前売2,000円(当日2,500円)、高校生以下前売1,500円(当日2,000円)。
PassMarket、mail@spacegiga.comでの取り扱い。
お問い合わせは空間再生事業劇団GIGA mail@spacegiga.com、050-5319-9109まで。
空間再生事業劇団GIGA『夢野久作劇場〜ギガ夢かわいい〜』
原作:夢野久作
演出:山田恵理香
日時:2018年5月3日(木・祝)19:00
4日(金・祝)14:00/19:00
5日(土・祝)14:00
会場:ハコビル・ハコ町屋(福岡市東区箱崎2-10-34)
料金:一般前売2,000円(当日2,500円)
高校生以下前売1,500円(当日2,000円)
【関連サイト】
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※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。