そめごころが新作『スクリーン』を上演
演劇ユニットそめごころ(福岡)『スクリーン』(作・演出:石田聖也)5月21日(月)~5月24日(木)、福岡市博多区上川端町のリノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1階2コ1多目的スペースで上演する。
僕はこの世界のことを「スクリーン」と呼ぶことにした
福岡大学演劇部のメンバーを中心に2013年に旗揚げ、以降拠点の福岡以外でも県内外で積極的な活動を行っている演劇ユニットそめごころが新作を発表する。そめごころに団体のことや作品のことについて聞いた。
ー演劇ユニットそめごころはどのような団体ですか?
福岡を拠点に活動して今年で5年目の団体です。松山、高松、名古屋、北九州、東京の花まる学習会王子小劇場など、福岡にとどまらず作品を発表しています。
ーどんな作風ですか?
作風としては、わかりやすいストーリーのエンタメ芝居とはだいぶ距離があると思います。これって演劇? と戸惑われることもしばしばありました。なので、たくさんの人に見てほしいと思っていますが、正直言うと観劇初心者にはおすすめしません(笑)。
ー今回はどのような作品ですか?
今作では『スクリーン』というタイトルの他に5つの小タイトルがあります。それらを、リモコンでテレビのチャンネルを次々に切り替えていくように上演するスタイルをとっています。現在、稽古を開始して1か月強たちました。日本や世界をにぎわせた事件や出来事、稽古中にもどんどんかわりゆく世界と向き合いながら創作をおこなっています。そんな稽古場ではウチとソト、映画のスクリーンの向こう側と現実側、想像力のはて、などがテーマとして浮かび上がってきています。
観劇後、これまで気づかなかった、その人なりの境界が見えてくるかもしれません。そんな体験を、見に来て下さる方々とできたらと思っています。
ー見所は?
今回は久しぶりに劇団員のみで創作をしています。福岡市内での公演は昨年の6月に甘棠館で上演した『ちずとあゆむ』以来、約1年ぶりです。高松での一人芝居、北九州芸術劇場「演カツ!!」で上演した『オイル』を経て、ひとまわり大きくなったそめごころにご注目いただけると嬉しいです。
ー最後にmola!をチェックしている方へメッセージをお願いします。
ご来場くださる方々へ、「スクリーン」をご覧になる間、守っていただきたいお願いがあります。
・スマホなど、音や光のでる機器は電源をお切りください。
・写真、動画の撮影はご遠慮ください。
・喫煙はご遠慮ください。
・許可のない睡眠はご遠慮ください。
・上映中、決して死なないでください。
それでは、会場でお待ちしております。
出演は、加藤真梨、田島宏人、藤田恵佳、君島史哉。
チケットは、一般前売1,200円(当日1,500円)、学生前売700円(当日1,000円)。予約フォームでの取り扱い。
お問い合わせは演劇ユニットそめごころsomegokoro@gmail.comまで。
演劇ユニットそめごころ『スクリーン』
作・演出:石田聖也
日時:2018年5月21日(月)19:30
22日(火)14:00/19:30
23日(水)14:00/19:30
24日(木)19:30
会場:リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1階2コ1多目的スペース(福岡市博多区上川端町9-35)
料金:一般前売1,200円(当日1,500円)
学生前売700円(当日1,000円)
【関連サイト】
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