劇団5454が昨年に引き続き大分で公演
劇団5454(東京)が第12回公演『トランスイマー』(作・演出:春陽漁介)を5月31日(木)、大分市金池南のJ:COMホルトホール大分 1階小ホールで上演する。
私は、スイスの心理学者カール・ユングの集合的無意識を次のように解釈する。
身近な集合的無意識は夢の中にあって、自分だけの世界でしかないと思っていた夢の中は、他の誰かと繋がっている。
夢は記憶のプール。私はコースロープをくぐり、あなたの夢に現れる。
昨年5月に『好き』を大分で上演した劇団5454の、2回目となる大分公演。脚本・演出を担当する春陽漁介に、前回の手応えと今回の公演について訊いた。
ー昨年に引き続き2回目の公演です。前回の反響はいかがでしたか?
自分で言うのも恐縮なのですが、凄まじい反響をいただきました。演劇ってこんなに喜んでもらえるの!? って驚くほど。やっぱり、創作していて一番嬉しいのは楽しんでもらえることですからね。反響があったから2度目の大分公演を企画しました。
ー今回の作品ははどのような作品ですか?
今作は、夢見がちで卑屈な女の子の恋愛物語です。一目惚れした男性に夢の中でデートを重ねていたら、現実でも付き合うことになっちゃう、という何ともファンタジーな始まり。でも、物語が進むに連れて、キュンキュンな恋愛模様からは離れて行きます。人が抱く不安が、脳にどんな影響を与えるのか。誰にとっても身近な夢(眠り)とは一体なんなのか。曖昧で迷路のような世界を、一緒に旅してもらえると思います。
ー今回の見所を教えてください。
本編の内容にも見所はありますが、今作は舞台美術にも楽しんでもらいたいですね。タイトルやチラシビジュアルからも分かるように、プールのイメージになってるんですよ。舞台全体が水の中のような。さらに、水槽にも見える部屋に閉じこもっている登場人物たちがいたりして、抽象的な舞台美術が「トランスイマー」を具体化してくれています。
ー最後にmola!をチェックしている方へメッセージをお願いします。
ご無沙汰しております。劇団5454(ゲキダンランドリー)です。一年ぶりに大分の地に戻って来れてとても嬉しいです。まだ小さな団体なので、平日の一日だけしか公演できませんが、これから必ず大きくなって行きますので、どうか今作を見逃さずに応援してもらえたら幸せです。
出演は、森島縁、板橋廉平、関幸治、高野アツシオ、村尾俊明、佐瀬恭代、小黒雄太、石田雅利絵、榊木並、竹間梨香。
チケットは、一般前売3,500円(当日3,800円)、グループ3,000円(3名以上)、学生2,500円。CoRichチケット!での取り扱い。
お問い合わせは劇団5454info@4484.jp、090-7814-1303(まんだ)まで。
劇団5454 第12回公演『トランスイマー』
作・演出:春陽漁介
日時:2018年5月31日(木)14:00/19:00
会場:J:COMホルトホール大分 1階小ホール(大分市金池南1-5)
料金:一般前売3,500円(当日3,800円)
グループ3,000円(3名以上)
学生2,500円
【関連サイト】
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『トランスイマー』予告編(Twitter内動画)
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