長崎でキリスト教・長崎の歴史を知るミュージカル
市民ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』(作:小川内清孝、演出:菊池准)が7月21日(土)、長崎市茂里町の長崎ブリックホール 大ホールで上演される。
1863年、フランス人神父プチジャンの来崎により物語は始まる、舞台は、長崎。
長崎居留地の二十六聖人殉教者教会「フランス寺」と呼ばれる木造の旧大浦天主堂建設を巡って、プチジャン神父と、天草出身の大工の棟梁・小山秀之進との対立や交流を軸に展開します。小山の弟子・三次と娘のさくらの淡い恋物語を挟みながら、島原の乱、二十六聖人受難の旅、信徒発見、浦上四番崩れなど、日本におけるキリスト教復活と浸透に至るまでの450年に及ぶ道のりを、様々なエピソードを交えながら史実をもとに描いた壮大な物語です。
「ザビエルからの手紙」から始まり「イエス、マリア」「かすていらに夢中」「信徒発見」「赤い花」など、25曲に及ぶオリジナル曲がオーケストラで生演奏されます。
2018年の世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。現在周辺地域では、キリスト教禁教令の下、ひそかに信仰を伝えた人々の歴史的証拠を後世に遺そうと、さまざまな取り組みが行われている。このような機運が高まる中、本作は、2014年に大村市で初演されて以降、南島原市や天草市、長崎市で上演されてきた。今回の長崎市での再演は、記念すべき10回目となる。長崎の風土、キリスト教の繁栄と弾圧の歴史を余すことなく盛り込んだ作品を、一般公募による市民参加者と、長崎唯一のプロオーケストラ・長崎OMURA室内合奏団が創り上げる。
出演は、横山浩平(バリトン)、一般公募による市民60名。演奏は、OMURA室内合奏団。
チケットは、一般2,000円(当日2,500円)、小中高生1,000円(当日1,500円)、親子券2,500円(当日3,000円)。浜屋プレイガイド、絃洋会楽器、くさの書店西友道ノ尾店、シーハットおおむらでの取り扱い。
お問い合わせはミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」実行委員会事務局095-895-7648まで。
市民ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』
作:小川内清孝
演出:菊池准
日時:2018年7月21日(土)14:00/18:30
会場:長崎ブリックホール 大ホール(長崎市茂里町2-38)
料金:一般2,000円(当日2,500円)
小中高生1,000円(当日1,500円)
親子券2,500円(当日3,000円)
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市民ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』
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