PUYEY新作は、LINEを使った体験型演劇

2019.04.04

PUYEY(福岡)が体験型日常演劇『today』(構成:五島真澄・高野桂子、演出:高野桂子)を4月13日(土)〜14日(日)、西鉄福岡天神駅近辺で行う。

PUYEY 体験型日常演劇『today』

いつもの道を初めてみたいに歩いてみる。

「today」はコミュニケーションアプリLINEを使用し送られてくる指示やメッセージに従いながら、いつも通っている道、通ったことのない道を歩き、全員がある場所へ導かれそれぞれの「今日」を共有する体験型演劇です。‬‬
‪街や自分自身の新たな一面を再発見し日常へ持ち帰るための時間です。‬‬

PUYEYの新作は、LINEを使った体験型の作品。本作について、高野桂子に聞いた。

ーLINEを使った体験型演劇とのことですが、どういった作品になるのでしょうか?

LINEでそれぞれの場所にいる参加者へ指示やメッセージを送ります。それに従って行動してもらうことで、参加者は、普段見過ごしていた風景や自分の潜在意識を発見するような体験をすることになります。

PUYEY 体験型日常演劇『today』

最終的にLINEのメッセージで導かれある場所に集合して、発見したことを私たちを通して共有し、今日を生きているということをみんなで祝福するような作品にしたいと思います。
こういう風に書くと高尚なもののように受け取られるかもしれませんが、難しい指示もありませんし、集合した後に何か特別なことをしてもらうことはありません。気軽にお散歩する様な気持ちで参加してもらえたら嬉しいです。

ー企画を思いついたきっかけは?

PUYEYの創作のコンセプトは「ちょっぴり生きやすくなる作品」なのですが、今回は逆に、「心が死んでいる、生きにくい状態」を想像するところから始めました。心が死んでいるとか、目が死んでいるとかいう表現って自分自身もたまに使うのですが、そういう時って周りに関心が持てなくなってるんですよね。下手すると自分にも関心が持てない。視野が狭くなって、ご飯を作ったりお風呂に入るのが面倒になって、何もできなくなる。何もかも放り出してこのまま永遠に眠りたい……とか思ってしまう時もある。そう考えると、何かに関心を持つということは、生きることにポジティブな行動なんじゃないかと思ったんです。しかも、生活に直接関係ないことに興味を持つ。いつも素通りしていた神社の立て看板を真剣に読んでみたり、わざと狭い路地を歩いてみたり。そしてその興味の対象はそれぞれの人生が反映される、個人差が出るものだと思ったので、誰かと共有できたら面白いなって思って、こんな形になりました。

ー最後に一言お願いします。

「today」はゲームでも競技でもありません。ただ今日を楽しむ時間です。ぜひお気軽にご参加ください!

料金は1,500円、親子割2,000円(2人分)、完全予約制。その他、500円程度のおやつ代と交通費が必要。また、コミュニケーションアプリLINEを利用できるカメラ機能付き端末が必要となる。

お問い合わせはPUYEY puyey.info@gmail.comまで。


PUYEY 体験型日常演劇『today』

構成:五島真澄・高野桂子
演出:高野桂子
日時:2019年4月13日(土)13:00/18:00
        14日(日)13:00/18:00
会場: 西鉄福岡天神駅へ1時間以内で移動できる場所
料金:一律1,500円
   親子割2,000円(2人分)
定員:各回10名

【関連サイト】
PUYEY
PUYEY(Twitter)

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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