劇団天地がオペラを演劇作品として上演

2019.09.08

劇団天地(福岡)が第23回公演『黄色い王女』(原作・作曲:カミーユ・サン=サーンス、脚本:ルイ・ガレ、上演台本・演出:原大介)を9月29日(日)、福岡市中央区天神の福岡市赤煉瓦文化館で上演する。

劇団天地 第23回公演『黄色い王女』

舞台は19世紀のオランダ。コルネリスは日本に魅せられた男。その幼馴染のレナはコルネリスを愛しているが、コルネリスは日本の王女のミンを描いた絵に熱中するあまり、レナが自分を愛していることに気づかない。ある日、東洋からの舶来品とおぼしきポーションによって引き起こされた幻覚的な夢の中でコルネリスは日本を旅することになるが…

2000年の創立以降、福岡を拠点に小学校での鑑賞事業や市民を対象とした演劇ワークショップ、画廊やライブハウスなどでの上演と、幅広い活動を展開している劇団天地。今回、19世紀オランダを舞台としたオペラ『黄色い王女』を演劇作品として上演する。演出を担当する原大介に、本作について訊いた。

―本作『黄色い王女』はどのような作品ですか?

オランダ人画家コルネリスが自分が描いた日本画に本物の女性さながらに惚れ込んでしまうという内容です。ジャポニズム()が流行した時代に描かれた作品で原作はオペラですが、ドラマとしても十分面白いと思いました。オリジナルの展開もたくさん入れていますので演劇作品としても大いに楽しんでいただけると思います。

)ジャポニズム
19世紀にヨーロッパで流行した日本趣味。

―mola!をチェックしている方へメッセージをお願いします!

おそらく、演劇化されるのは日本初です。築110年の福岡市赤煉瓦文化館が会場です。上質な日曜日をお約束します。ぜひ観にいらして下さい。

チケットは2,000円。予約フォームでの取り扱い。

お問い合わせは劇団天地制作係gekidantenchi@gmail.com、080-2797-1534まで。


劇団天地 第23回公演『黄色い王女』

原作・作曲:カミーユ・サン=サーンス
脚本:ルイ・ガレ
上演台本・演出:原大介
日時:2019年9月29日(日)13:00/15:00/17:00/19:00
会場:福岡市赤煉瓦文化館(福岡市中央区天神1丁目15-30)
料金:2,000円

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劇団天地 第23回公演『黄色い王女』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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