ペニノが九州に上陸!観客の五感を刺激『蛸入道 忘却ノ儀』
庭劇団ペニノ(東京)が『蛸入道 忘却ノ儀』(作・演出:タニノクロウ)を2月29日(土)~3月1日(日)、福岡市東区千早のなみきスクエア 大練習室で上演する。
ホールの中に、巨大な寺が建つ。紛れもない寺である。
そこにいるのは、八名の僧。念仏を唱え、奇妙な唄を唄い、
不可思議な音楽を奏でる。
熱、光、煙、匂い、音、声、振動。
彼らはそこに集うすべての人を巻き込んで、
うねるような極限状態を生み出していく。
意識も、記憶も、煩悩も、すべては焼却と忘却の彼方へ。
庭劇団ペニノが贈る、前代未聞の<一体・没入型>音楽劇。
途方もない規模の舞台空間のなかで、
観客はいま、「神秘」の立会人となる。
国内の国際舞台芸術祭や海外での公演実績がある庭劇団ペニノがキビるフェス2020で九州に初上陸する。本作『蛸入道 忘却ノ儀』は会場に寺院を模した空間をつくり、観客はその内部で俳優のパフォーマンスやかき鳴らされる楽器の演奏を体験する。充満する香りや熱気により五感が総動員される内容になるという。庭劇団ペニノからメッセージが届いた。
蛸がとてもユニークな生き物だってみなさんご存知ですか?
脳が九つあって心臓は三つあるんです。人間より精巧な眼球を持っていて、夢を見ると言われています。そして人間より複雑なタンパク質遺伝子も持っています。人間より進化した生命体なのです。
簡単に言うと、8人の俳優がタコになろうとする儀式、それが『蛸入道 忘却ノ儀』です。
役を演じ、台詞を話したり、ストーリーが展開されるものではなく、俳優たちが自分自身として、その大きな目的に向けて、皆様の前で無心にその儀式を行います。
そして「何故俳優たちはタコになろうとしているのか」の真の意味が伝わった時、きっと観る人たちの心を熱くさせるのではないかと期待しています。
出演は、木下出、島田桃依(青年団)、永濱佑子、西田夏奈子、日高ボブ美(□字ック)、森準人、森山冬子、山田伊久磨。
チケットは前売3,800円(当日4,300円)、キビる割(キビるフェス2020観劇チケットの半券や予約受付メール提示)300円引き。ローソンチケット(Lコード:81850)、演劇最強論-ingでの取り扱い。
お問い合わせは庭劇団ペニノniwagekidan@gmail.com、080-4414-2828まで。
庭劇団ペニノ『蛸入道 忘却ノ儀』
作・演出:タニノクロウ
日時:2020年2月29日(土)13:00/18:00
3月1日(日)14:00
会場:なみきスクエア 大練習室(福岡市東区千早4-21-45)
料金:前売3,800円(当日4,300円)
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