じかに顔を合わせず本番!大学生が『転校生』にオンラインで挑む
福岡女学院大学 言語芸術学科「舞台制作Ⅰ·Ⅱ」(福岡)が『転校生ーオンライン版』(原案:平田オリザ、脚色:須川渡、受講生6名、演出:須川渡)を12月16日(水)、オンラインで上演する。
コロナ禍が続く日々、オンライン授業が行われているある高校に、ひとりの転校生がやって来る。 朝起きるといつの間にかこの学校の生徒になっていた、という少女に戸惑いを隠せないクラスメイトたち。 画面の中で同時多発的に繰り広げられる少女たちの会話から、未来や命について等身大に思い悩む姿が浮かび上がる。 高校演劇のバイブルとされる原作を大胆に脚色した意欲作。
高校演劇のバイブルのひとつにもなっている平田オリザの戯曲『転校生』。この作品を、コロナ禍で高校生がオンライン授業をしている設定へと大胆に改作し、福岡女学院大学言語芸術学科「舞台制作Ⅰ・Ⅱ」の受講生たちがオンラインで上演する。
本作は、受講生がじかに顔を合わせる機会が一度もないままという、かつてない状況の中で作られる。1年生から4年生の学年を横断した団結力で、オンラインでの稽古と公演という未知なる挑戦に挑む彼女たちに、どのような化学変化が起こるのか期待してほしい。
本公演に挑む学生たちからコメントが届いた。
チーフを努めさせて頂きましたが、なかなか皆さんの役にたつことは出来ませんでしたが、自分なりにこだわったところは、高校生役というところで、読み合わせの際にまず仲良くなるところから始めました。
それをすることで読み合わせも変に気を使うことなく楽しく撮影ができたと思います!注目して欲しいところは、私的には転校生が登場するシーンです。
ここはキャスト全員が出場します!そこで高校生らしく賑やかなシーンになってるので是非見て欲しいと思います!!高校生役はなかなか難しいところがありましたが、みんなと話し合いや読み合わせを通して仲も深めつつ楽しく撮影できたので私たちの演技で皆さんに笑顔を届けれたらと思います!!
(キャスト担当2年)こんにちは!編集班です!
編集班は、異例の遠隔授業ということで、テロップやダンス動画などの制作・編集作業を行いました。特に序盤のモーニングルーティンや中盤のダンス動画はこだわったので、ぜひ注目してもらいたいです!
(編集担当3年)未だ慣れないオンラインという環境の中で、音響としてできることは何だろうと悩むこともありましたが、各々ができることを見つけ、私たちなりの携わり方ができたのではないかと思います。ぜひ『音』にも注目してご鑑賞いただけたらと思います。
(音響担当3年)
出演は、福岡女学院大学 言語芸術学科「舞台制作Ⅰ·Ⅱ」受講生20名。
料金は無料だが、事前予約が必要。予約フォームでの取り扱い。12月22日(火)23:59までアーカイブ視聴も可能。
お問い合わせは福岡女学院大学 言語芸術学科「舞台制作Ⅰ·Ⅱ」fukujo.butaiseisaku@gmail.comまで。
福岡女学院大学 言語芸術学科「舞台制作Ⅰ·Ⅱ」『転校生ーオンライン版』
原案:平田オリザ
脚色:須川渡、受講生6名
演出:須川渡
日時:2020年12月16日(水)17:00
料金:無料
【関連サイト】
福岡女学院大学(公演詳細ページ)
※情報は変わる場合がございます。正式な情報は公式サイトでご確認ください。