太鼓と演劇の融合作品が、まもなく公演
DANDOproject(福岡)が『DANDO~打人』(脚本・演出:鶴賀皇史朗)を6月13日(土)~14日(日)に、福岡市中央区舞鶴の少年科学文化会館ホールで上演する。
「イズホ」の国ではエネルギーを「太鼓を打つ事による振動」で生み出しており、その太鼓を打つ人達を「打人」と呼んでいる。そのメンバーの中に、他の国から流れついた3人がいた。3人が住んでいた国の名前はアラグマ。アラグマは、採掘場の大事故でエネルギーを生む際に発生する「ポリム」という有害物質が発生し、人が住める場所では無くなっていた――。
『DANDO~打人~』は、福岡市を中心に演奏活動をしている和太鼓パフォーマンスユニット「三撥~MITSUBACHI~」のメンバー5人が中心となり立ち上げたプロデュース公演。メンバー同士でなんとか太鼓と演劇の2つを掛け合わせた公演ができないだろうかと話し始めたのが10年前。やりたいことの規模もキャストの人数も多いこの作品を実現するのには、たくさんの懸念があったというが、「とにかくやってみよう」と10年がかりで公演までたどり着いたのだという。
現在の原子力をイメージさせるようなエネルギー源など、難しそうなテーマを扱ってはいるが、そのぶん物語やそこに出てくるキャラクターは子供っぽくなっているとのことで、稽古場では緊張感の中でも爆笑の連続だという。お芝居と和太鼓のみならず、よさこいチーム「美勝女隊」の子どもたちのクオリティの高いダンスやTHELOVEの平義隆の歌などがシーンの随所にちりばめられているのが見どころ。
出演は、国武彰(三撥~MITSUBACHI~)、鶴賀皇史朗(CAPRI・三撥~MITSUBACHI~)、中村公美(CAPRI・三撥~MITSUBACHI~)、松本美樹(劇団夢工房・三撥~MITSUBACHI~)、室川圭介(三撥~MITSUBACHI~)、井上京介(劇団ショーマンシップ)、岡武史(アクティブハカタ)、岡本斗志(チャンバラ斗志組)、川崎和哉(96文字)、栗野直樹(劇団ショーマンシップ)、平義隆(THELOVE)、坪内陽子、寺崎索(劇団ショーマンシップ)、中島荘太、西田優史、山口浩二(劇団轍WaDaChi)、美勝女隊メンバー。
チケットは前売3,000円、当日3,500円、ペア割5,500円。チケット予約、お問い合わせはprojectdando@gmail.com、080-7980-4840(DANDOproject制作部)まで。
『DANDO~打人~』
脚本・演出:鶴賀皇史朗
日時:2015年6月13日(土)18:00(終演後アフターイベント有)
14日(日)14:00(終演後アフターイベント有)
会場:少年科学文化会館(福岡市中央区舞鶴2-5-27)
料金:前売3,000円、当日3,500円
ペア割5,500円(公演前日まで販売)
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