学生による熱い演劇バトル!
8月26日(水)〜27日(木)、福岡市早良区百道のももちパレス大ホール舞台上舞台にて、福岡学生演劇祭2015が行われる。
福岡学生演劇祭2015は、2016年2月に京都で開催される「第一回全国学生演劇祭」への出場団体を決める九州予選という位置づけ。福岡県内外から学生の演劇団体が集い、30分以内の作品を上演、観客投票で優勝団体を決定する。優勝団体は「第一回全国学生演劇祭」に九州代表として出場できる。ただの予選というだけでなく、この演劇祭を通して、演劇に触れる学生の刺激や交流、意識の向上、学生演劇団体の知名度の向上など、学生演劇の底上げも目的としている。
福岡学生演劇祭の実行委員会副会長である久保柊人より、熱い意気込みが届いた。
「小さな事でもいいので、福岡学生演劇祭できっかけを掴んで欲しい」というのが、僕の一番思うことです。それは今回参加してくれる学生達、観に来てくださるお客様、運営を行う実行委員みんなに対してです。
「きっかけ」というのはなんでもいいのです、本当に。
「あの役者さんと共演してみたい!」
「僕の脚本はまだまだだ!」
「スタッフワークやってみたい!」
「あの団体の次回公演行ってみようか」
「演劇ってなんかすごい!」
「来年は優勝したい!」
「来年はこんな企画をしたいな」
「実行委員やってみたいな」
みたいな小さいきっかけでいい、とにかく「きっかけ」をたくさん生んでたくさんの人に掴んで欲しいんです。その「きっかけ」がどんどん繋がっていけば、後々いろんな形に変化すると思っています。どう変化していくかはわかりませんが、もとを辿って「福岡学生演劇祭」って出てきたら僕はとても嬉しいです。具体的な目標みたいなのは、僕個人はあまりないのです。初開催っていうのもありますし、「今後どうなるんだろう?」という興味もあります。課題や反省点はもちろんですが、それ以上にこの夏に得られるものを、運営側も参加団体側もたくさん吸収して、今後に繋げていきたいですね。
「福岡学生演劇祭2015」、よろしくお願いします。
参加団体は、Aブロックがogt企画、コックピット、熊本学生演劇連盟、みかんプロジェクト。Bブロックがアートユニット豆小僧◎、演ためユニットYb(イッテルビウム)、パッチワーク、久留米大学附設高校演劇部。また、司会・幕間イベントを陰湿集団が務める。
また、特別審査員に、和田喜夫(日本演出者協会理事長)、泊篤志(飛ぶ劇場)、田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)。
チケットは一般1,800円(当日2,300円)、学生1,000円(当日1,500円)。枚数限定の通しチケットは完売。予約は092-851-4511(福岡県立ももち文化センター)または福岡学生演劇祭チケット予約フォームから。お問い合わせは、fukuoka.gakusei.engekisai@gmail.comまで。
初の開催ながら、細部まで作り込まれた、思いのこもった公式サイトもオープンしている。福岡・熊本の大学生・高校生の熱いバトルに期待するとともに、今後の展開にも期待したい。
福岡学生演劇祭2015
日時:2015年8月26日(水)14:00(Aブロック)/18:00(Bブロック)
27日(木)11:00(Bブロック)/15:00(Aブロック)
※幕間イベントあり
会場:ももちパレス大ホール舞台上舞台(福岡市早良区百道2-3-15)
料金:一般1,800円(当日2,300円)
学生1,000円(当日1,500円)
【関連サイト】
福岡学生演劇祭2015
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。