公演直前!明日からHIT!STAGE×14+が東京公演
劇団HIT!STAGE(佐世保)×14+(福岡)が『血の家』(作:森馨由、演出:中嶋さと)を明日8月21日(金)から 8月23日(日)まで、東京都目黒区駒場のこまばアゴラ劇場で上演する。
2013年、初夏。佐世保市重尾町が舞台。長女、淳子が父の訃報を聞き、帰ってくる所から物語は始まる。17年ぶりに揃う、姉妹たち。彼女たちはどのように父の死を受け止め、どのような再出発を目指すのか。「家族」という集合体の暴かれない闇と葛藤。そして、失われた娘たちの尊厳と生きざまを描く。
東京公演を明日に控える中、制作の王丸あすかよりコメントが届いた。
『血の家』東京公演、小屋入り真っ只中からこんにちは。佐世保の劇団HIT!STAGEと福岡の14+(フォーティーンプラス)と共に、この作品に向かい合って2年近く経ちます。再演ですが、毎回、会場の大きさも見せ方も違うので、また、新たな気持ちでこの作品に向かい合っています。佐世保弁で描かれる家族の物語です。「家族」という、小さいけれど大きな集団に影響を受けながらも、自分の人生をどう掴み取っていくか。私たちは、抗えないものの中で、苦しみあがきながらも、生きていかなければなりません。人には見せたくないような闇を抱え、それでも明日へ向かって自分たちの足で歩みだそうとする娘たちの姿を見届けに来てください。この東京公演は、これまでよりグッと狭い空間です。それを生かせるように、演出も大幅に変えています。空間が狭まることにより、密度が増し、より深く突き刺さる仕上がりになっています。ぜひ東京公演へ。東京は遠いよ! という方は、この密度を経て強度を増すに違いない佐世保公演へ! ご来場、お待ちいたしております。
本公演は10月31日(土)~11月1日(日)に、劇団HIT!STAGEの地元である佐世保市三浦町のアルカスSASEBOイベントホールでも上演される。
出演は、真島クミ、森タカコ(以上、劇団HIT!STAGE)、村上差斗志、手島曜、ともなが舞、徳留春菜、下村結香、美和哲三(声の出演)(以上、14+)。全公演、アフタートークも実施される。21日(金)マキノノゾミ、22日(土)宮沢章夫、23日(日)永井愛(二兎社)が登壇。
チケットは一般2,800円(当日3,300円)、学生1,500円(当日2,000円)。チケットぴあ(Pコード:444-899)、ローソンチケット(Lコード:33945)、シバイエンジンでの取り扱い。お問い合わせは092-752-8880(アートマネージメントセンター福岡)まで。
AMCFプロデュース 劇団HIT!STAGE×14+合同公演『血の家』
作:森馨由
演出:中嶋さと
日時:2015年8月21日(金)19:30
22日(土)18:00
23日(日)14:00
※全公演アフタートークを実施
会場: こまばアゴラ劇場(東京都目黒区駒場1-11-13)
料金:一般2,800円(当日3,300円)
学生1,500円(当日2,000円)
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