ミクロドロップが無料公演
ミクロドロップ(福岡市)が1月25日(日)、中央区平尾のFUCA BASEにて、4年ぶりの再演となる『精霊使いと魔物の家』(作・演出:伏見美穂)を上演する。
2000年に代表の伏見美穂が中心となり、前身となる劇団「藍色りすと」を設立、2008年に現在の「ミクロドロップ」に改名した。市内の中堅劇団として、福岡市の西鉄ホールやぽんプラザホール、大阪のin→dependent theatreなどで精力的に公演活動を行ってきた。近年は、これまでのエンターテインメント的な作風を捨て、人としての在り方や可能性を追求すべく、中長期的な視野で表現を追及している。
本作は、ネイティブアメリカンの民話をモチーフとして、人間の抗えない運命や業を描いたもので、2011年2月に甘棠館show劇場(福岡市中央区唐人町)にて上演された作品。「ひとはどこから来てどこへ行くのか」という普遍的なテーマを扱った、現代の日本に合うようにアレンジされたおとぎ話。「震災、原発事故で大きく揺らいだ私たちの社会は、今までとは違う新しい物語を必要としているのではないか? そのような中、震災直前に上演された本作を再構築し、新たな選択肢を模索してみたい」と、代表の伏見美穂は語る。
出演は、岡本泰輔、宮丸愛衣、澤田敦志、川端愛、花木由香、野田ひかる、加治佐真美、広田桃佳、田尾和喜(*)、坪内咲会子(*)(*はダブルキャスト)。また、猪山槙哉・仲原智寛・吉原文愛によるギター、太鼓、篠笛(しのぶえ)の生演奏も見所。
入場は無料。予約制。お問い合わせは、メールinfo@aiiro.jp、または070-5411-3999(フシミ)まで。
ミクロドロップ『精霊使いと魔物の家』
作・演出:伏見美穂
日時:2015年1月25日(日)14:30/17:30
会場:FUCA BASE(福岡市中央区平尾3-17-13)
料金:無料(予約制)
【関連サイト】
『精霊使いと魔物の家』公演詳細ページ(Facebook)
ミクロドロップ公式サイト(※今回の情報はなし)
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。