直感的に決まったゴドー
2015.01.19
ゼーロンの会(熊本市)が、『ゴドーを待ちながら(作・サミュエル・ベケット、演出・上村清彦)を、1月25日(日)、中央区黒髪の熊本市男女共同参画センターはあもにい メインホールにて上演する。
社会人が中心となり、創立17年を迎えるゼーロンの会は、これまで多くの本公演に古典戯曲を使用してきた。近年はギリシャ悲劇やシェークスピアを選定してきたが、今回の戯曲は不条理劇の最高傑作とも評される『ゴドーを待ちながら』。戯曲選定のいきさつは「一昨年の参院選で自民党が圧勝した時に、直感的に決めた」と演出の上村清彦。「選定後に戯曲を読み込んだが、そこで起こること、あるがままの経過をうまく受け入れることが出来なかった。しかし、役者を介して立体化が進むに従い、こんな時代だからこそ、(舞台として)立ち上げる理由があると感じれる作品になった」とも。
出演は、広川学、竹本展佳、内藤崇、菅原龍人、上村清彦、藤條虫丸。
チケットは前売3,000円、当日3,500円。取り扱いは熊日プレイガイド、交通センタープレイガイドほか。お問い合わせは090-9583-8061(ゼーロンの会)。
ゼーロンの会『ゴドーを待ちながら』
作:サミュエル・ベケット
演出:上村清彦
日時:2015年1月25日(日)14:00
会場:熊本市男女共同参画センターはあもにい メインホール(熊本市中央区黒髪3−3−10)
料金:前売3,000円、当日3,500円
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