「どうして、生きなかったの?」
日本放送作家協会の会員が中心となり、ストーリー会議を経て作品を作っていくという手法を取っているがらんどう(福岡市)のプロデュース公演vol.2『さよならのむこう』が、1月30日(金)〜2月1日(日)、博多区祗園のぽんプラザホール(福岡市)で行われる。
本作品に参加したライターは秋吉恵子(日本放送作家協会)、豊田和義(日本放送作家協会)、原雅裕(日本放送作家協会)、本山久美子(日本放送作家協会)、桑野愛子、古賀千代、馬場貴生の7名。演出は盛多直隆。出演者は、役者やタレントを目指す者たちが通うサンミュージックアカデミー福岡校の生徒たちや九州で活躍している役者たちだ。
この世とあの世の狭間の物語。思い通りに行かなかった人生をリセットしたくて自殺した想生。辿り着いたのはあの世には、面接官、調査官、観察官、統括官がおり、人に生まれ変わるため審査が行われている。交通事故で死んだ瞳。遊園地の帰りに事故にあったえりとかず。病気で死んだ瑠衣。その瑠衣を追いかけて後追い自殺した健吾。肺がんで死んだ高梨。高梨の愛犬ステファノは、あの世で主人が来るのを待っていた。一時代を築いた女優・貴美子はひとりで病死。それぞれの想いを持ちつつ、彼らはどんな選択をしていくのか……。
7人の生まれ変わりをテーマにした本作品では、臓器移植などのテーマも絡めて人間の生と死に対する葛藤などを描き出す。生まれ変わりを繰り返す人間のDNAの奥底に眠っている昔の記憶の不思議などは興味深い。
チケットは現在予約受付中。前売・当日共に一般1,800円、高校生以下1,500円。お問い合わせは090-4513-0414(モリタ)まで。チケット予約はがらんどうブログのコメント欄でも受け付けている。
がらんどう プロデュース公演vol.2『さよならのむこう』
日時:1月30日(金)19:00
31日(土)13:00/17:00
2月1日(日)13:00/17:00
会場:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園8-3)
料金:一般前売・当日1,800円、高校生以下前売・当日1,500円
【関連サイト】
がらんどう プロデュース公演 Vol.2公演詳細ページ
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