次回C.T.T.北九州はサンピリとコックピット
C.T.T.KITAKYUSYU vol.2が12月12日(土)~13日(日)、北九州市八幡東区枝光本町の枝光本町商店街アイアンシアターで行われる。今回上演されるのは、サンピリ(福岡)『Bell』(演出:元一)、演劇ユニットコックピット(福岡)『おやすみエデン』(脚本・演出:雪見周平)の2作品。
「Contemporary Theater Training(現代演劇の訓練)」の略語であるC.T.T.。今年の9月に北九州事務局が発足し、枝光本町商店街アイアンシアターを拠点に運営。創作団体は創作の模索、訓練の場という位置付けでの試演を行い、終演後には合評会として創作団体と観客との意見交換の場を設けている。今回の参加団体と演目は以下の通り。
サンピリ『Bell』
演出:元一
出演:中山博晶(九州大学演劇部)、谷口陽菜実(陰湿集団)、オオバカオリ
常に「生きていて、言葉にならないこと」を演劇にしてきました。でも、最近は「その具現化を通して何かを思考する」側面の方が重要であると感じるようになりました。C.T.T.参加を通してこの思考実験が演者や観客に共有され得るのかを深く見つめることができればいいなと思っています。
演劇ユニットコックピット『おやすみエデン』
脚本・演出:雪見周平
出演:村上真理、上平瀬賢、内藤晴香、山本貴久(陰湿集団)
C.T.T.という企画の中に飛び込み、他の参加団体と切磋琢磨することや、運営委員の方からご指導を頂きながら、作品の質を高めていきたいと思い参加しました。また、合評会でのお客様との交流にとても魅力を感じています。「上演して終わり」ではなく、舞台について話し合えることは、演じる、観る、だけでない新しい繋がりをお客様とつくるチャンスだと思っています。
サンピリは演出家の元一が企画・演出を行う作品プロデュースプロジェクト。「死ぬまでに傑作をつくる」精神の下、実在する人間や事件に寄り添い、演劇表現を通して人間に付き纏う「永遠に解けない呪い」を描く。演劇ユニットコックピットは2015年に福岡教育大学演劇部出身の村上真理が立ち上げたユニット。「この操縦席からはどんな世界だってみえる」を合言葉に劇場をロケット、客席を操縦席(コックピット)にたとえ、お客様が物語の世界を本当に旅しているような感動、興奮をお届けすることをコンセプトに活動している。
上演協力金は前売当日ともに900円。予約・お問い合わせはC.T.T.KITAKYUSYU事務局まで。
C.T.T.KITAKYUSYU vol.2 サンピリ『Bell』/演劇ユニットコックピット『おやすみエデン』
日時:2015年12月12日(土)19:00
13日(日)14:00
会場:枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8−26)
料金:900円
【関連サイト】
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サンピリ
演劇ユニットコックピット
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