都城で河童がモチーフの市民参加舞台

2015.12.16

都城市総合文化ホール(都城)が市民参加型舞台制作事業”ドラマをつくる会”スマイルみやこんじょ第7回公演『妖怪ガグレ、街に現る~みやこんじょ家族のオムニバス悲喜劇~』(脚色・構成・演出:泊篤志)を1月16日(土)~17日(日)、都城市北原町の都城市総合文化ホール 中ホール舞台上特設小劇場で上演する。

市民参加型舞台制作事業"ドラマをつくる会"スマイルみやこんじょ第7回公演 『妖怪ガグレ、街に現る~みやこんじょ家族のオムニバス悲喜劇~』

“市民にスマイルと「都城に住んでてよかった」という誇りをもたらす”というコンセプトで都城市総合文化ホールが主催する本企画。平成23年に第1回公演を行い、今回で7回目となる。今回は飛ぶ劇場(北九州)の劇作家・演出家、泊篤志を脚色・構成・演出として迎え、伝説の妖怪ガグレ(都城方言で「河童」)が現れた都城市を、4本のオムニバスで描いた作品を上演する。それぞれの作品は泊が講師を務める戯曲講座で選ばれた。各作品は都城の言葉で綴られ、実在する都城の各地が描かれている。4本の作品は以下の通り。

『願いと、霧』

作:河野誠
舞台:神柱宮
ある霧の深い早朝、神柱宮にお参りにきた誠一と芽衣、そして芽衣の教え子の由香。その3人の目の前に現れたのは、昔の都城の偉い人で……。

『なんこ』

作:内田敏幸
舞台:高城町付近
ひとつの大きな心配事を抱えている木下家。この家族が久しぶりに「なんこ」を楽しもうという夜、その心配事も大きく前進しようとしていた……。

『雨が降ったら…』

作:廣畑明美
舞台:都城島津邸
都城島津邸で残業するみのりと朋美。ひたひたと迫るガグレの気配を感じつつ、お互い、家族に対する悩み事を打ち明けるようになり……。

『川辺にて』

作:丸山みどり
舞台:沖水川市民緑地
沖水川のほとりで落ち込んでいる彩香。そこに現れた霧子と名乗る少女は、彩香のことをなんでも知っている様子。霧子と話すうちに、彩香はある決意を胸に秘める……。

出演は、有馬美優、甲斐あゆみ、後久美里、清水恒、種子田保代、廣村ナミ子、前田優香梨、前田麗子、村下悦子、村田智美、矢上沙梨央、矢野和代、矢野智彦、吉國浩二、吉行翼、大浦愛(劇団こふく劇場)。

チケットは一般1,000円、小学生~高校生500円。予約・お問い合わせは都城市文化振興財団0986-23-7140まで。


市民参加型舞台制作事業”ドラマをつくる会”スマイルみやこんじょ第7回公演
『妖怪ガグレ、街に現る~みやこんじょ家族のオムニバス悲喜劇~』

作:河野誠・内田敏幸・廣畑明美・丸山みどり
脚色・構成・演出:泊篤志(飛ぶ劇場)
日時:2016年1月16日(土)13:30/18:00
        17日(日)18:00
会場:都城市総合文化ホール 中ホール舞台上特設小劇場(都城市北原町1106-100)
料金:一般1,000円
   小学生~高校生500円

【関連サイト】
都城市総合文化ホール『妖怪ガグレ、街に現る』公演詳細ページ

市民参加型舞台制作事業"ドラマをつくる会"スマイルみやこんじょ第7回公演 『妖怪ガグレ、街に現る~みやこんじょ家族のオムニバス悲喜劇~』稽古風景

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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