大分で「大友宗麟」「南蛮文化」にちなんだ演劇祭
2月13日(土)〜14日(日)、大分市金池南のホルトホール大分 小ホールにて、「宝のまち・豊後FUNAI芸術祭」事業 FUNAI演劇祭が行われる。
FUNAI演劇祭は、大分市を活動拠点とする演劇団体や個人に制作補助を行い、「大友宗麟」や「南蛮文化」にちなんだ新作演劇を上演するもの。上演演目は以下の通り。
演劇集団P-nuts『SORIN』(作・演出:佐倉吹雪)
大友宗麟と彼を取り巻く人々、時代をモデルとしたフィクション作品。粗暴で大将の器ではないとされていた大友宗麟がどのように豊後を拓いていったのか。こうだったら面白いという想像力をかきたてる物語。
舞台創作コロニーBackStage『ソーリンセブン』(作:ルーシー・ラブグッドウィル、演出:國吉匠)
大友宗麟。大分県に住んでいれば一度は聞いたことのある戦国武将の名前である。だがいったいどんな人物で、何をしたのか。知る人は意外と少ない。キリシタン大名。好色家。豊後の王。大砲国崩し。いったい彼はどこからきて、何を成そうとしたのだろうか。ソーリンセブンは宗麟に尽くした武将たちや、影響を与えた七人の人物が彼を語る。そしてその生涯に迫り、また、一人の人間としての像を浮かび上がらせる。
劇団水中花『ケチャップ×マヨネーズ』(作・演出:日下渚)
茂樹と莉子は一人親だった母親を失い、2人で生活している兄妹。「僕が莉子を守る!」と言った兄は、15年後、音楽活動に明け暮れるダメな兄になっていた。兄のバンド名は「SORINS」いつまでも夢を追い求める宗麟のように音楽を続けるという。地方で芸術活動をする人間の葛藤と兄妹のきょうだい愛を描く物語。
大分豊府高校演劇部「豊劇」『うさみくんのお姉ちゃん』(作・演出:中原久典)
気が強いが面倒見がよく、優しい性格のうさみくんのお姉ちゃんと、周囲の人々がくり広げるコメディ。過去のトラウマにより、女子生徒が苦手な男子生徒とうさみくんのお姉ちゃんの心の交流をえがく。第61回全国高等学校演劇大会最優秀賞と文部科学大臣賞・創作脚本賞受賞作品。
豊府高校のみ、演劇祭参加オファーのタイミングで全国優勝したため、優勝演目をそのまま上演することに。情報公開のタイミングで、全国優勝した芝居を観たいという問い合わせが多かったために、上演回数を2回に増やしたという。
チケットは2日間通し券2,000円(ホルトホール大分のみ販売・限定50枚)、1公演券が一般 1,000円、学生500円。2日間通し券はホルトホール大分1F総合受付カウンター、1公演券は各団体での取り扱い。
お問い合わせはホルトホール大分総合事務室097-576-8877、shimin-hall@horutohall-oita.jp、演劇集団P-nuts090-5481-9654(佐倉)p-nuts@pnuts.biz、舞台創作コロニーBackStage090-1929-7428(主宰:國吉)、back.stage.kuni@gmail.com、劇団水中花090-8668-9836(ヨシモト)、suichuka.company@gmail.com、大分豊府高校演劇部「豊劇」097-546-2222(大分豊府高校:中原)まで。
「宝のまち・豊後FUNAI芸術祭」事業 FUNAI演劇祭
日程:2016年2月13日(土)~14(日)
会場:ホルトホール大分 小ホール(大分市金池南1-5-1)
料金:2日間通し券2,000円(ホルトホール大分のみ販売・限定50枚)
1公演券一般 1,000円・学生500円
【関連サイト】
大分市「FUNAI演劇祭」詳細ページ
ホルトホール大分「FUNAI演劇祭」詳細ページ
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。