陰湿集団が70年前の戯曲に食らいつく
陰湿集団(福岡)の第4回公演『狂人なおもて往生をとぐ』(脚本:清水邦夫、演出:山本貴久)が2月27日(土)~28日(日)、福岡市博多区上川端町のリノベーションミュージアム冷泉荘で上演される。
トルコ風呂で始まる“家族ゲーム“。そこにいた5人が家族を演じる。ゲームにはルールが必要だ。次第に何かがずれだして、彼らの過去があらわになっていく。
僕が長男だ。
私が長女ね。
一家心中でござい。
次は誰がパパをやる?
狂人なおもて往生をとぐ
-昔、僕達は愛した。
演出の山本貴久からメッセージが届いた。
『狂人なおもて往生をとぐ』は清水邦夫氏が70年に書いた戯曲で、正真正銘、その時代の会話劇です。第二次世界大戦後、教育改革、学生運動と、激動の時代で生きる彼らに、現代の日本の姿をあぶり出して、必死に食らいついて作っています。陰湿集団活動開始から1年間、絶え間なく作品を作り続けてきましたが、ここで一区切り付けられるような舞台にしたいと思っています。
出演は、白居真知、長野真結、丸尾行雅、馬場修平、谷口陽菜美、山本貴久(以上、陰湿集団)、竹ノ内晴奈、成清花菜。
チケットは1,000円(当日1,200円)。予約・お問い合わせはinsitusyudan@gmail.com、090-4482-6976(谷口)まで。
陰湿集団 第4回本公演『狂人なおもて往生をとぐ』
脚本:清水邦夫
演出:山本貴久
日時:2016年2月27日(土)12:00/17:00
28日(日)12:00/17:00
会場:リノベーションミュージアム冷泉荘(福岡市博多区上川端町9-35)
料金:前売1,000円(当日1,200円)
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