今年の「時空の旅」はゴドー

2015.01.25

宮崎県立芸術劇場(宮崎市)による自主制作公演、「演劇・時空の旅」#7『ゴドーを待ちながら』(作:サミュエル・ベケット、訳:安堂信也 高橋康也、演出:永山智行)が、2月13日(金)〜15日(日)に宮崎県立芸術劇場イベントホール(宮崎市船塚)、2月19日(木)に三股町立文化会館(北諸郡三股町)で上演される。

宮崎県立芸術劇場「演劇・時空の旅」シリーズ#7 1953年/フランス『ゴドーを待ちながら』チラシ

宮崎県立芸術劇場は、演劇・ダンス部門の年間テーマ「わからない、はおもしろい」の集大成として、今回不条理演劇の最高傑作とも称される『ゴドーを待ちながら』を上演戯曲に選定した。九州を拠点に活躍する、もしくは九州出身の俳優が、この時期に約1ヶ月間宮崎に集結して創り上げる「演劇・時空の旅」シリーズも今回で7回目。もはや九州演劇の風物詩といえよう。宮崎のみならず他県からの観客も多い「演劇・時空の旅」シリーズ。プロ野球やJリーグのキャンプなどと合わせて、1〜2泊の旅行としておもむくのも面白いかもしれない。

フリーアナウンサー中井美穂と、演出の永山智行、出演の日髙啓介、寺田剛史による座談会のパンフレットが、九州各地への配布に先駆けて一足先にウェブ上で閲覧できる。観劇前の予習として、また、観劇できない……という方も必見。

出演は、寺田剛史(飛ぶ劇場/北九州)、 濱砂崇浩(劇団こふく劇場/都城)、日髙啓介(FUKAIPRODUCE 羽衣/東京*宮崎出身)、 山下晶(グレコローマンスタイル/福岡)、※上杉一馬(劇団「夢」/宮崎)、※ 小田翔吾(劇団新世界/宮崎)(※はダブルキャスト)。

チケットは各会場のほか、チケットぴあ、セブンイレブン(マルチコピー機)で販売中。お問い合わせは0985-28-3210(宮崎県立芸術劇場)、0986-51-3462(三股町立文化会館)まで。


宮崎県立芸術劇場「演劇・時空の旅」シリーズ#7 1953年/フランス 『ゴドーを待ちながら』

作:サミュエル・ベケット
訳:安堂信也 高橋康也
演出:永山智行

【宮崎公演】
日時:2015年2月13日(金)19:00
        14日(土)18:00
       (*14:00~16:00「みんなでつくる お好み時空寄席」開催)
        15日(日)14:00(*終演後アフタートークあり)
会場:宮崎県立芸術劇場イベントホール(宮崎市船塚3丁目210)
*お好み時空寄席は入場料500円、ただし『ゴドーを待ちながら』チケット購入者は無料

【三股公演】
日時:2015年2月19日(木)19:00
会場:三股町立文化会館(北諸県郡三股町大字樺山3404-2)

料金:一般3,100円、会員2,800円(宮崎公演のみ)、学割(小~大学生)1,500円、ペア券5,100円(一般2枚、前売のみ)
*当日券は500円増(学割除く)
*会員チケットは、メディキット県民文化センターのみ取り扱い

【関連サイト】
「時空の旅」#7『ゴドーを待ちながら』公演詳細ページ
公式ブログ

宮崎県立芸術劇場「演劇・時空の旅」シリーズ#7 1953年/フランス『ゴドーを待ちながら』チラシ裏面

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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