世界遺産登録の機運高まる長崎で市民ミュージカル
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」世界遺産登録支援ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』が7月30日(土)〜31日(日)、長崎市茂里町の長崎ブリックホール 大ホールで上演される。
舞台は長崎。1863年、フランス人神父プチジャンが来崎。長崎居留地の二十六聖人殉教者教会「フランス寺」と呼ばれる木造の旧大浦天主堂建設を巡って、プチジャン神父と、天草出身の大工の棟梁・小山秀之進との対立や交流が繰り広げられる。小山の弟子・三次と娘のさくらの淡い恋物語を挟みながら、島原の乱、二十六聖人受難の旅、信徒発見、浦上四番崩れなど、日本におけるキリスト教復活と浸透に至るまでの450年に及ぶ道のりを、さまざまなエピソードを交えながら史実をもとにオムニバス方式で描いた物語。
現在、長崎の教会群とキリスト教関連遺産は世界遺産登録を目指し、官民一体でさまざまな取り組みが行われている。昨年長崎で上演された世界遺産登録支援オリジナル市民ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』は、大きな反響を呼び、今年も上演されることとなった。総勢約80名に及ぶ出演者のほか、演奏にはOMURA室内合奏団が参加し、「ザビエルからの手紙」「イエス、マリア」「かすていらに夢中」「信徒発見」「赤い花」など25曲に及ぶオリジナル曲がオーケストラで生演奏され、聴きごたえある本格的ミュージカルとなっている。
長崎の教会群とキリスト教関連遺産は2年後の2018年に世界遺産に再推薦されることが決まり、世界遺産登録への機運が高まる中、このミュージカルを通して長崎の歴史に改めて触れて欲しい。
チケットは一般2,000円、小中高生1,000円、親子2,500円(当日各500円増)。浜屋プレイガイド、絃洋会楽器、くさの書店西友道ノ尾店、長崎ブリックホールチケットカウンター、シーハットおおむらでの取り扱い。
お問い合わせはミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』実行委員会095-895-7648まで。
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」世界遺産登録支援ミュージカル
『赤い花の記憶 天主堂物語』
日時:2016年7月30日(土)15:00
31日(日)15:00
会場:長崎ブリックホール 大ホール(長崎市茂里町2-38)
料金:一般2,000円(当日2,500円)
小中高生1,000円(当日1,500円)
親子2,500円(当日3,000円)
【関連サイト】
赤い花の記憶 天主堂物語
赤い花の記憶 天主堂物語(Facebook)
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