19世紀日蘭を描いた作品が北九州・長崎で
tusk international theatre companyが『解禁-kaikin-』(作・演出:エリス・ヴァン・マーサベイン)を9月6日(火)〜8日(木)に北九州市八幡東区枝光本町の枝光本町商店街アイアンシアター、9月10日(土)~11日(日)に平戸市大久保町の平戸オランダ商館で上演する。
エヴァは負傷したオランダ商人の妻である。彼女は召使いのインドネシア人の少女と共に出島にいる病床の夫の看病を申し出るも、存在自体が不法として日本政府から拒絶されてしまう。医者の娘であり自らも医学の知識がある彼女は断固として戦おうとするが、大名から逆に病で苦しむ自分の息子を回復させることを命じられてしまう。エヴァは気丈にその命令を拒否するが、果たして強大な権力と戦えるのだろうか? 笑いありドラマありの日蘭貿易をめぐる悲劇を見つめた、インターナショナル演劇作品。
19世紀鎖国中の日本に上陸した実在の西洋人女性、ティティア・ベルフスマの人生から着想した物語『解禁-kaikin-』。京都で初演が行われ、北九州・長崎でも上演される。長崎公演の会場である平戸オランダ商館は、東インド会社が日本やアジアの貿易拠点として建てた倉庫を復元した建造物。日蘭の文化、イデオロギー、人間関係を多面的に描いた作品を上演する場として打ってつけといえよう。
主宰のエリス・ヴァン・マーサベインはオランダで演劇を学び、ヨーロッパ各地で俳優やナレーターとして活躍。2011年日本に移住し、名古屋国際学園などで教鞭を取るかたわらで創作活動も行っている。
出演は、高杉征司(サファリ・P)、柴田惇朗、サンディー海、高柳友紀子、黒木陽子(劇団衛星/ユニット美人)、紙本明子(劇団衛星/ユニット美人)、エリス・ヴァン・マーサベイン。
チケットは、一般2500円(当日3,000円)、学生1,500円(当日2,000円)。メールTUSK@kitaya505.com、枝光本町商店街アイアンシアター093-616-9890、平戸オランダ商館0950-26-0636での取り扱い。
お問い合わせは合同会社kitaya505 080-1710-2887、TUSK@kitaya505.comまで。
mola!読者限定ペアチケット割引
mola!をご覧になっている方に、8月10日(水)までの期間、枚数限定でペアチケットを3,500円にて予約受付致します。
を明記の上、TUSK@kitaya505.comまでご予約ください。 |
tusk international theatre company『解禁-kaikin-』
作・演出:エリス・ヴァン・マーサベイン
料金:一般2,500円(当日3,000円)
学生1,500円(当日2,000円)
【北九州公演】
日時:2016年9月6日(火)19:30
7日(水)19:30
8日(木)19:30
会場:枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8−26)
【長崎公演】
日時:2016年9月10日(土)19:00
11日(日)19:00
会場:平戸オランダ商館(平戸市大久保町2477)
【関連サイト】
tusk international theatre company
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