学校に行けない生徒と先生
劇団こふく劇場(宮崎県都城市)が3月6日(金)に、三股町立文化会館(北諸県郡三股町)で『学校へ行こう』を上演する。
学校へ行けなくなった生徒と先生の交流を描いた本作は、2003年、現役の高校教師であるみぞがみとしひこが、高校演劇用に書き下ろしたふたり芝居である。宮崎の高校演劇大会ではたびたび上演されてきた「名作」といわれる作品だが、このたび劇団こふく劇場が、昼の公演を三股中学校の演劇鑑賞として、夜の公演を一般向けとして上演する。
演出の永山智行、出演のあべゆう、大浦愛は、ともに高校演劇出身者。
永山が「それぞれが、30年ぶり、20年ぶり、10年ぶりに、もう一度高校演劇に挑むような気分」と語ると、あべは「県大会で演じた役が鏡餅だった、高校時代を思い出す」と語る。大浦は、現役高校生の時に本作を観劇したとのこと。それぞれの、「あのころ」を思い出す作品となっている。この作品を通して、鑑賞者それぞれの「あのころ」を思い出せるのではないだろうか。
近年はツアー公演から実験的小規模公演、他ジャンル・他団体とのコラボレーションなど、活動が多岐に渡っている劇団こふく劇場は、来年度で創立25周年を迎える。
チケットは現在販売中。全席自由、一般1,500円(当日300円増)、高校生以下500円、ペア2,000円(前売のみ)。チケットの取り扱いは三股町立文化会館。お問い合わせは0986-51-3462(三股町立文化会館)まで。
劇団こふく劇場プロデュース公演#21『学校へ行こう』
作:みぞがみとしひこ
演出:永山智行
会場:三股町立文化会館(北諸県郡三股町大字樺山3404-2)
日程:3月6日(金)19:00開演
料金:一般1,500円(当日300円増)、高校生以下500円、ペア 2,000円(前売のみ)
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劇団こふく劇場
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