九州の劇団がくるめくる!久留米でめくるめくエンゲキ祭開幕!
久留米シティプラザ(久留米)が本日9月15日(木)から10月2日(日)、『めくるめくエンゲキ祭 1st』を開催する。
2016年4月、久留米にオープンした久留米シティプラザ。新たな文化の発信拠点として事業を行っている同劇場が、福岡、九州の演劇をたくさん観て楽しめるエンゲキ祭として『めくるめくエンゲキ祭』を実施。久留米シティプラザのほか、ほとめきサロン、みんくるといった久留米市六ツ門町にある会場で、九州4県の劇団の公演や、くるめ市民劇団、高校演劇、九州戯曲賞のリーディングなどが行われる。
劇団ヒロシ軍(長崎県諫早市)『ヘドロイア』
子供の頃から憧れていた正義のヒーロー。……に、今、なっている。ヒーローをやっている。けど、思っていたのと違った。その連続繰り返しループ。夢が夢じゃなくなる時、微妙に息苦しい毎日。それでも生きていかなきゃいけない、笑って。そんなストレートハートフルストーリー。物語の最後の3分で、あなたは涙する(そうであってほしい願望)。
演劇集団非常口(鹿児島県伊佐市)『チャチャトゥールの穴』
ここはヨハテ。チャチャトゥールの果てにある地。チャトゥールから解放された者が入れる会場。チャチャトゥールの穴よ。
みかげ、真壁、本小松はあさひ地区で暮らしていたが、悪いものを吸い込み「ヨハテの家」へと導かれた。そこには立入り禁止の穴があった。管理人・磐梯は、穴の奥に伸びているのは神の道だと言う。ソバ屋の店員・庵治は、ヨハテの生き神『ぬかめ様』が穴の奥に住んでいると話す。安全なはずのヨハテも、最近では地震のような揺れに度々襲われていた。やがて、みかげの夢に出てくる少女・かこが神々しい光と共に穴の奥から現れる。
Theちゃぶ台(熊本県大津市)『やまとなでしこ〜久留米編』
…幽霊になって、もう一度人生がやり直せるとしたら、あなたは何がしたいですか?…
ちょっとした事故で運悪く死んでしまった夕子、40歳。結婚どころか恋も知らず、パソコンが友達で仕事が生きがいの人生に何の後悔もないはずだったのだが…。幽霊になって初めて出会ったのは、エネルギー全開の煙草屋ばぁちゃん。老いてもいきいき暮らす大和トメ、84歳。夕子はしだいに生きていた頃の実感を追い求めようと歩き始める。幽霊になったその足で……。
演劇関係いすと校舎(福岡県行橋市)『草、のびて、家。』
「お父さんが警察に捕まりました」と言った、母の言葉。その時の、母の顔。それを聞いてた、見ていた、兄弟たち。これは何なのか? 真実? 偽り? 向こうの世界の話じゃなくて? 家族は崩壊? 継続? 再編? 再生? それで、この家はどうなるの? 秋の夕暮れ。外から聞こえていたのは、いつもの虫の声ではなくて、家を取り囲んでいる知らない人たちのヒソヒソ声でした。
2015年九州戯曲賞最終選考にノミネートされた作品が、待望の再演。
くるめ市民劇団ほとめき倶楽部『ほとめき版・銀河鉄道の夜』
うつくしい真珠のような物語、銀河鉄道の夜。
主人公は、貧しいながらも、まっすぐに生きるジョバンニ少年です。少年の成長と別れを描く真珠のような物語が、幸せのあり方をそっと問いかけてきます。そんな宮沢賢治の物語に、くるめ市民劇団ほとめき倶楽部が果敢に挑戦。どうぞ皆様、ほとめき倶楽部版『銀河鉄道の夜』にご乗車いただき、美しくも透きとおった心の旅におつきあいくださいませ。
高校生チアーズ! 筑後地区高校演劇公演
久留米市立南筑高等学校演劇部『Life = Good&Bad Times』
LGBTという言葉を知っていますか。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。LGBTの方々への理解や認識を深めたい、そんな高校生たちの物語です。
高校生チアーズ! 筑後地区高校演劇公演
浮羽工業高等学校演劇部+OB『拝啓18のあなたへ』
「………」
「………」
「……父さん」
「……なんだ?」
「静かすぎて気味が悪いんだけど…」
「お前が喋るなと言ったんじゃないか!」
……不器用な父と子の話。
九州戯曲賞受賞作品リーディング公演『家出』
家出して真冬の富士山に登ろうとした村田。家出して“神様”を待っていた相沢。公園のベンチで久しぶりに再会した2人。どうして家出なんかしたのか。家出をして何が起こったのか。しゃべり合ううちに2人の過去と未来が繋がって生と死が入れ替わり、混じり合っていく……。
福岡を拠点に活動している「ぐりゃり」の主宰・谷岡紗智が、2012年の九州戯曲賞受賞作を自ら演出! しかも出演者は登場人物と同じ高校生! 乞う御期待!
九州戯曲賞受賞作品リーディング公演『チッタチッタの抜け殻を満たして、と僕ら』
とある田舎の港町。幼少期をこの町で過ごし、今は地元を離れて、それぞれの場所で生活を送る青年らが、ある夏、約20年ぶりに集合。彼らのアイドル、チッタチッタの家の仏壇の前で……。
熊本の劇団ゼロソー主宰・河野ミチユキ作の2015年度九州戯曲賞受賞作品、80年代ジュブナイル・シットコム[少年少女向けシチュエーション・コメディ]を、久留米シティプラザのドラマアーツ・ディレクター小松杏里が演出する初リーディング公演!
盛りだくさんのプログラムに加えて、ワークショップやオープニングセレモニー、クロージングセレモニーが行われる。また、アジア青空劇場フェスティバル2016 in KURUMEも同時期に開催される。
チケットは久留米シティプラザ総合受付、CoRichチケット!での取り扱い。
お問い合わせは久留米シティプラザ(久留米市)0942-36-3000、plaza@city.kurume.fukuoka.jpまで。
『めくるめくエンゲキ祭1st』
期間:2016年9月15日(木)〜10月2日(日)
劇団ヒロシ軍『ヘドロイア』
作・演出:荒木宏志
出演:荒木宏志、中村幸、Yukky、マンヂー・イガワ、スパナ峯、ぱむ
日時:2016年9月22日(木・祝)18:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:前売2,000円(当日2,500円)
22才以下1,000円(当日1,500円)
演劇集団非常口『チャチャトゥールの穴』
日時:2016年9月23日(金)19:00
24日(土)11:00/15:00
会場:久留米シティプラザ Cボックス(久留米市六ツ門町8-1)
料金:前売1,500円(当日2,000円)
高校生以下・60歳以上1,000円(当日1,500円)
Theちゃぶ台『やまとなでしこ〜久留米編』
作・演出:木内里美
出演:きないさとみ、まつだまみ
日時:2016年9月27日(火)19:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:前売1,500円(当日1,700円)
高校生以下・60歳以上1,000円(当日1,200円)
演劇関係いすと校舎『草、のびて、家。』
作・演出:守田慎之介
出演:粟飯原百良、高野由紀子、中川歩、平林拓也、松下龍太朗、松本未来(じあまり。)、守田慎之介、柳本あゆみ、吉田砂織(川笑一座)
日時:2016年10月1日(土)19:00
2日(日)11:00/14:00
会場:ほとめきサロン(久留米市六ツ門町11-11 アンピール六ツ門1階)
料金:前売1,500円(当日2,000円)
学生・60歳以上1,200円(当日1,700円)
くるめ市民劇団ほとめき倶楽部『ほとめき版・銀河鉄道の夜』
日時:2016年9月15日(木)19:30
16日(金)19:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:前売1,000円(当日1,300円)
高校生以下500円(当日800円)
高校生チアーズ! 筑後地区高校演劇公演
久留米市立南筑高等学校演劇部『Life = Good&Bad Times』
日時:2016年9月19日(月・祝)14:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
高校生チアーズ! 筑後地区高校演劇公演
浮羽工業高等学校演劇部+OB『拝啓18のあなたへ』
日時:2016年9月19日(月・祝)17:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
九州戯曲賞受賞作品リーディング公演『家出』
作・演出:谷岡紗智
出演:くるめ演劇塾塾生2名
日時:2016年9月19日(月・祝)16:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
九州戯曲賞受賞作品リーディング公演『チッタチッタの抜け殻を満たして、と僕ら』
作:河野ミチユキ
演出:小松杏里
出演:くるめ演劇塾塾生8名
日時:2016年9月25日(日)17:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
オープニングセレモニー
日時:2016年9月15日(木)18:00
会場:久留米シティプラザ 久留米座(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
クロージングセレモニー
日時:2016年10月2日(日)17:00
会場:久留米シティプラザ Cボックス(久留米市六ツ門町8-1)
料金:無料
アジア青空劇場フェスティバル2016 in KURUME
日程:2016年9月19日(月)〜25日(日)
会場:六角堂広場・スタジオほか
【関連サイト】
久留米シティプラザ『めくるめくエンゲキ祭 1st』詳細ページ
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。