ご挨拶:橋本理沙(konya-gallery)
こんにちは。初めまして。
この度、mola!のライターをさせていただくことになりました、福岡の大名にある紺屋2023という建物の2階にあるkonya-galleryの管理をしています橋本理沙です。少し前まで、福岡の劇団”万能グローブ ガラパゴスダイナモス”の制作をしていました。今はgalleryの仕事を行いつつ、フリーランスの制作者として舞台芸術の活動も行っています。
8年ほど前、劇団の制作を始めるまでは、”演劇なんか観たことないし、よく知らないし、イベントの運営のことなんて考えたこともない”という生活だったのに、今は演劇を始めとしたイベント運営にどっぷりの毎日。流れ流れて劇団に入り、演劇の制作を始めて、さらに流れてgalleryの管理を行うことになり……
つくづく、人生って何があるかわからないなぁ面白いなぁと実感する毎日です。
さて、第一回目、初めましてなので……
まずはちょっとばかり私が管理しているスペースの紹介をしたいと思います。
konya-galleryは紺屋2023内にあるレンタルスペースです。
コンセプトは「表現が雑居するギャラリー」。
アート・デザイン・教育・ITなど、様々な分野で展示・レクチャー・イベント・ライブ・ワークショップなどに利用できるスペースとして、アート作品の展示、写真展、落語、ライブ、ダンス、演劇、お洋服の展示販売会、ワークショップ、トーク、上映会等々……様々な用途で使っていただいてます。
古い建物の良さを残した空間は、天井・床はコンクリート剥き出しのまま、壁面には少し床から浮いた高さ2.4mの展示面が設置されています。新しい真っ白な空間ではなく、かと言って工場や廃墟跡を利用したギャラリーでもない。古さと新しさが共存したスペース、です。
……ざっとこんな感じでしょうか。
要は、使い方次第でいろんな使い方ができますよ、という場所です。
この場所、色々な用途で使われるスペースなので、演劇だけでなく様々な利用があります。
日々、色々な方と関わらせていただく中でいつも感じるのは、
ジャンルは違っても、”表現する”という根底は同じだということ。
ジャンルは違っても、抱えている悩みはみんな同じだということ。
そして、こういったことを知った上で、やっぱり思うのは
表現が雑居するギャラリーとして、ジャンルの壁を壊していけたら素敵だな、ということ。
演劇はもちろん色んな表現が混ざり合う、そんな場所を創っていけたらと思っています。
これからこの場所を通して、今まで得てきた経験に加えて、konya-galleryを通して私が感じたこと感じること、伝えたいこと、面白いものを私の言葉でお伝えしていけたらなと思っています。
これから、よろしくおねがいします。
【関連サイト】
紺屋2023