劇団誠が戦争体験談をもとに作品を製作

2017.07.30

劇団誠(福岡)が特別企画『広島第二県女二年西組』(作:関千枝子、演出:井口誠司)を8月5日(土)、福岡市中央区荒戸の福岡市市民福祉プラザ・ふくふくホールで上演する。

劇団誠 特別企画『広島第二県女二年西組』

1945年8月6日の、広島での原爆を奇跡的にまぬがれたノンフィクション作家、関千枝子の著書「広島第二県女二年西組 原爆で死んだ旧友たち」を元に構成されたという本作。疎開地の後片付け行っていた関のクラスメート39名は、爆心から1.1キロの場所で被爆。戦後、関はその足あとを追い、一人一人の最期をまとめ上げ、本書にしたためた。劇団誠はこの作品をできるだけいろいろな人と関わりながら上演したいと考え、現在10才から82歳までの10余名で創作しているという。

出演者の身の回りの戦争体験のある人々に話を聞き、短い文章にまとめ、本番当日のパンフレットに載せるという取り組みをしているという劇団誠。戦争の記憶をどのようにうけとめ、次の世代に繋いでいくことができるか。その成果を見届けてほしい。

料金は一般1,000円、学生500円。

お問い合わせは劇団誠try_9339@yahoo.co.jp、090-7532-9339まで。


劇団誠 特別企画『広島第二県女二年西組』

作:関千枝子
演出:井口誠司
日時:2017年8月5日(土)18:00
会場:福岡市市民福祉プラザ・ふくふくホール(福岡市中央区荒戸3-3-39)
料金:一般1,000円
   学生500円

【関連サイト】
劇団誠と仲間たちの冒険

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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