劇団しようよが3月に北九州で『あゆみ』を上演

2018.01.09

劇団しようよ(京都)が『あゆみ』(作:柴幸男(ままごと)、構成・演出:大原渉平)を3月24日(土)、北九州市八幡東区枝光本町の枝光本町商店街アイアンシアターで上演する。

劇団しようよ『あゆみ』北九州公演

あの子は、どんな未来をあゆんだんだろう。

ままごと(東京)の柴幸男が書いた女性の一代記、『あゆみ』。劇団しようよは2015年・2017年に本作に取り組んでいる。今回北九州での上演に向けて、作品を解体し、改めて組立て、「『あゆみ』劇団しようよリミックス2018」とも言うべきアップデートを試みる。

劇団しようよ『あゆみ』京都公演(撮影:脇田友)

劇団しようよ『あゆみ』京都公演(撮影:脇田友)

少女の成長の物語を男性キャストによって上演し、「男性の視点から描き直した、少女の物語」から見えてくる「ここにいる少女とここにいない少女の歩み」。北九州公演に向けて、構成・演出の大原渉平はこんなコメントを寄せている。

大好きな北九州での公演が決まり心が躍っています。そして柴幸男さんの『あゆみ』も、劇団しようよにとって大切な作品なので、しっかりと北九州のみなさんに届けたいなと思っています。
そんな思いで、今回の『あゆみ』をどうしていこうかと考えたところ、二年前に立ち上げた劇団しようよ版『あゆみ』というものが、今の自分と遠いところにあるように感じました。
明け透けに自分の思いを打ち明けるなら、この二年で変容した自分の感性と、かつて劇団しようよ版『あゆみ』として描いたことが、本当にいま一致しているのかという疑問が湧いたのです。
大切な作品、大切な場所で発表することを考え、いま2018年の僕たちができる取り組みをしようと思います。なにを当たり前な、という感じかもしれませんが、過去の自分たちのやってきたことを、この2018年にもう一度向き合い、2018年の劇団しようよ版『あゆみ』を北九州に持っていきたいなと思っています。
京都でも東京でもなく、北九州だけの上演になります。とんでもなく贅沢な、濃厚な新たな創作をしたいなと思います。よろしくお願いします。

出演は、門脇俊輔(ニットキャップシアター/ベビー・ピー)、土肥嬌也、高橋紘介、髭だるマン(爆劇戦線⚡和田謙二)、安達誠、葉山太司(飛ぶ劇場)、藤村弘二、吉見拓哉、大原渉平、泊篤志(飛ぶ劇場)。音楽は吉見拓哉。

チケットは、1月30日(火)発売開始で一般前売2,300円(予約・当日2,800円)、25歳以下前売2,000円(予約・当日2,500円)、高校生1,000円。「予約」は当日精算。e+、劇団ウェブフォームでの取り扱い。

お問い合わせは劇団しようよgkd_444@yahoo.co.jp、075-276-5779(フリンジシアタープロジェクト内)まで。


劇団しようよ『あゆみ』北九州公演

作:柴幸男(ままごと)
構成・演出:大原渉平
音楽:吉見拓哉
日時:2018年3月24日(土)11:00/16:00
会場:枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8-26)
料金:一般前売2,300円(予約・当日2,800円)
   25歳以下前売2,000円(予約・当日2,500円)
   高校生1,000円

【関連サイト】
劇団しようよ『あゆみ』北九州公演詳細ページ

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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