生まれて、食べて、死んでいく物語
北九州芸術劇場(北九州)の「北九州芸術工業地帯2015 まちなかリーディングマンス」において、大猫座(北九州)が2月27日(金)~3月1日(日)、北九州市小倉北区馬借のcreamで『やがて小さなplant』(作・演出:おおつかえみこ)を上演する。
大猫座は北九州市を拠点として、30年近く活動を行ってきた劇作家であり演出家の大塚恵美子が、2012年に新たに立ち上げた劇団である。日本全国で作品創りをしてきた経験を生かし、その作品に最適な座組みで臨む。「日常生活の小さな傷を覆うかさぶたを静かにはがす」作品を得意とするおおつかえみこの繊細な演出は、毎回好評を博している。
Plant それは、工場。
Plant それは 植物。
Plant それは お客のふりをしたサクラ。
物語の舞台は「野菜工場」。「土と共に育つ野菜、人口の光の元育つ野菜、子どもを身ごもった母、母を思い出せない娘……”食べたり、生きたり、死んだり”にまつわるとても”小さな”お話にしたいと思っています。小さいからといって、決して軽いわけではなく、ニンゲンにとってとても大切な物語になれば。”生まれて、食べて、死んでいく物語”を、リーディングでしかできない、リーディングだからこそできる手法でお届けします。是非”共犯者”になりに来てください」とおおつかえみこは語る。
出演は、桑島あかり、井上沙紀(劇団黄色い自転車)、仲千恵(劇団爆裂感乱写)。「ピエロのメロンちゃん」としての活動もベテランの域に達している井上沙紀、飯塚の老舗劇団の看板女優仲千恵に加えて、透明感半端ない新人桑島あかりの3人の丁丁発止を楽しみにして欲しいとのこと。
チケットは好評受付中。チケット代のほかに、ワンドリンクオーダーが必要。また、予約をすればディナープレートも楽しめるという。28日の夜の公演に若干余裕があるとのことで、ディナーと共にお芝居を楽しめる週末を過ごしてみてはどうだろうか。予約・お問い合わせはohnekoza@gmail.comまで。
大猫座『やがて小さなplant』
作・演出:おおつかえみこ
日時:2015年2月27日(金)19:30
28日(土)19:30
3月1日(日)18:00
料金:一般800円+ワンドリンクオーダー(日時指定・前売当日共通)
※特性ディナープレートもご用意できます(1,000円/要事前予約)
会場:cream(北九州市小倉北区馬借1丁目15-8-1F)
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大猫座
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