劇団楽園天国が劇団員と高校生で2作品を上演
劇団楽園天国(佐世保)が主催公演『平成最後の夏に』を7月22日(日)、佐世保市栄町のCAFE&BAR Blue Mileで上演する。
佐世保を拠点に活動する劇団楽園天国が、劇団員による朗読劇と、高校生によるお芝居の2本立て公演を行う。代表の柴田静香に今回の公演について聞いた。
ー今回の作品はどのような内容でしょうか?
2作品ともに楽園天国の座付き作家、石井マキのオリジナル作品です。佐世保空襲をテーマに、朗読劇『ひいばあと雨』ではひいばあの思い出話として語られるあの日の記憶。『光の中の』では自宅の地下室に入り込んだ少女二人が佐世保空襲の日の記憶に触れてしまう、というお話です。
ー『光の中の』の出演者は全員高校生とのことですが、高校生をキャスティングした理由を教えてください。
演出の柴田静香は、2014年より、佐世保市立早岐中学校にて外部講師として演劇部の指導を行っています。今回はその卒業生である3人の高校生が出演、1人は演出助手として稽古の現場で活躍してくれています。現在は高校もバラバラの4人ですが、「芝居が好き」というキラキラした気持ちを持ち続けている素敵な4人です。
ー見所を教えてください。
『光の中の』では高校生のフレッシュな演技とチームワーク、が一番の見どころだと思います! 戦争というテーマを彼女たちがどう捉え、若々しい感性で演じてくれるか、稽古中もワクワクすることばかりです。朗読劇『ひいばあと雨』は大人の劇団員が演じます。短い作品ですが、お客様の想像力にフルに働きかける演技ができたら、と思っています。
ー最後にmola!をチェックしている方へメッセージをお願いします。
劇団楽園天国と高校生という最強タッグで平成最後の夏を飾る作品を作る機会に恵まれました。ぜひこの感動を分かち合いに劇場にいらしてください!
出演は、朗読劇『ひいばあと雨』にTOMY、須藤智美、きみどり。『光の中の』に奏美、ひかる、麻奈。
チケットは1,000円。
予約・お問い合わせは劇団楽園天国事務局gekidan.rakuten@gmail.com、090-2391-6963(シバタ)まで。
劇団楽園天国 主催公演『平成最後の夏に』
作:石井マキ
演出:柴田静香
日時:2018年7月22日(日)15:00/18:00
会場:CAFE&BAR Blue Mile(佐世保市栄町7-5エクランビル2F)
料金:1,000円
【関連サイト】
劇団楽園天国
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※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。