自宅劇場を飛び出し、ライブハウスで

2015.02.15

北九州芸術劇場(北九州)の「北九州芸術工業地帯2015 まちなかリーディングマンス」において、演劇関係いすと校舎(行橋市)が3月7日(土)~8日(日)、北九州市小倉北区紺屋町の新世界で『僕と彼女の、花。』(作・演出:守田慎之介)を上演する。


演劇関係いすと校舎『僕と彼女の、花。』

演劇関係いすと校舎は、行橋市を拠点としており、民家を劇場として活用しているユニークな劇団。今回はホームグランドである「自宅劇場 守田ん家。」を飛び出して、小倉北区のライブハウスでリーディング公演を行う。上演演目は、2014年九州戯曲賞最終選考にノミネートされた『僕と彼女の、花。』。この作品はもともと、2013年に鹿児島市で行われたリーディング企画のために書き下ろされた脚本だが、今回は北九州版として、ライブハウスという会場の雰囲気に合わせた“歌って、踊る”リーディングとして、暴れまわるとのこと。

「子供の頃に行った、歌謡曲「みかんの花咲く丘」を歌いながら遊ぶ手遊びを、作品の中に取り入れたかった。しかし、初演だった鹿児島市でのリーディングでは時間が足りず実現出来なかった。今回は、出演者全員が身体中を使うオリジナルの遊び、「みかんの花咲く丘」が出来ないかを試行錯誤しながら作っています。いつものいす校とは違ったアプローチで作品創りを行っているが、最終的には「いす校らしさ」のする作品に仕上げる予定です」と、演出の守田慎之介。

会場となる新世界の、演劇での使用は今回が初となるが、「北九州芸術工業地帯2015 まちなかリーディングマンス」は演劇関係いすと校舎以外にも、7団体が公演を行う。団体ごとに違う、個性のある会場も見所。

出演は、松下龍太朗、柳本あゆみ、井中歩美、仙石絵梨果、平林拓也、粟飯原百良、中川歩、高尾祐介。

チケットは、前売当日共に900円(ワンドリンク付き)。席数が限られているため、事前の予約をお勧めする。予約・問い合わせは info@isukou.net(いすと校舎)まで。


演劇関係いすと校舎『僕と彼女の、花。』

作・演出:守田慎之介
日時:2015年3月7日(土)13:00/17:00/20:00
        8日(日)13:00/17:00
会場:新世界(北九州市小倉北区紺屋町7-15-2F)
料金:900円(ワンドリンク付き)

【関連サイト】
北九州芸術劇場「まちなかリーディングマンス」
演劇関係いすと校舎ツイッター

演劇関係いすと校舎『僕と彼女の、花。』チラシ

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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