話題の劇団子供鉅人、福岡市で初公演
劇団子供鉅人(東京)が本公演ニューカウントvol.9『真夜中の虹』(作・演出・美術益山貴司)を8月4日(土)~5日(日)、福岡市博多区祇園町のぽんプラザホールで上演する。
関西の地方都市。小さな町にはただ、高速道路が伸びているだけ。
悪役専門俳優の苦悩、繰り広げられるパジャマパーティー、愛人のホステスと最後の夜を迎えようとしているサラリーマン……。
生きることに不器用な人々が、新しい朝を迎えるまでの一夜の物語。
2005年に大阪で結成された劇団子供鉅人。2014年に拠点を東京に移し、アートや郷土芸能とのコラボレーション、ゲストハウスを使ったツアー演劇など幅広く稀有な活動を展開している。昨年は東京芸術劇場「演劇eyes」に選出されるなど、いま注目の劇団である。今回の作品は2016年に初演された自信作の再演で、東京、仙台、大阪、福岡の4か所を回る。劇団のこと、作品のことについて、代表で作・演出の益山貴司に聞いた。
ー劇団の紹介をお願いします。
もともとは大阪で旗揚げし、益山兄弟を中心に活動を開始しました。船をチャーターして川をめぐったり、家を解体しながらお芝居したり、100人のエキストラとシェイクスピアを上演したりと、大阪人らしいノリの良さで、演劇という表現を食い散らかすような公演をたくさん打ってきました。ジャンルや公演形態の振り幅は日本一やと自負してます。
ー今回上演するのはどのような作品でしょうか?
2016年に初演し、大好評だった作品の再演です。当時は上京2年目で、客演さんをどんどん出すような公演を打っていたんですが、劇団の原点に戻ろうということで本作を作りました。出演は劇団員だけ、故郷である関西弁を使うっていう、自分たちにとって当たり前のことを当たり前に上演したのが評判につながりました。関西らしいノリとリズムの良さでコメディ作品に仕上がってはいるんですが、叙情的で繊細な物語でもあります。「優しい気持ちになれた」「笑っているうちに泣いてしまった」という感想をたくさんもらいました。老若男女を問わず楽しんでいただけると思います。
ー初めての福岡公演ですが、何か楽しみにしていることはありますか?
福岡の素敵なお客様に出会えることが一番の楽しみです! ノリが良くって暖かいというのが前回の北九州公演(※)での印象でしたので、前回以上に素敵で心あたたまる時間をお客様と共に作り上げたいですね。あとは、ひたすら打ち上げが楽しみですね!福岡の美味しいものを食べ尽くしたいです!
(※)前回の北九州公演 2014年に北九州芸術劇場の企画、ツドエmeets北九州 vol.10で子供鉅人の音楽劇『HELLO HELL!!!』を上演した。 |
ーmola!をチェックしている方々へメッセージをお願いします。
四都市ツアーの締めくくりが福岡公演となります!
一ヶ月に及ぶ公演で、どんどんブラッシュアップし、完成度の高い舞台をお届けします!
恋人、友達、親子で親戚で、もちろん一人でも、誰と見ても楽しめる作品なので、ぜひ、お越しください!
出演は、益山寛司、影山徹、キキ花香、億なつき、ミネユキ、山西竜矢、益山U☆G、古野陽大、うらじぬの、益山貴司。音楽、トンチ。また、公演終了後にアフタートーク実施。ゲストは、4日(土)14:00穴迫信一(ブルーエゴナク)、4日(土)18:00山下陽光(途中でやめる)、5日(日)14:00田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)。
チケットは、前売3,000円(当日3,500円)学生2,000円、高校生以下1,000円。CoRichチケット!での取り扱い。
お問い合わせ先はcontact@kodomokyojin.comまで。
劇団子供鉅人 本公演ニューカウントvol.9『真夜中の虹』
作・演出・美術:益山貴司
日時:2018年8月4日(土)14:00/18:00
5日(日)14:00
会場:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
料金:前売3,000円(当日3,500円)
学生2,000円
高校生以下1,000円
【関連サイト】
劇団子供鉅人『真夜中の虹』特設ページ
劇団子供鉅人(Twitter)
劇団子供鉅人(Instagram)
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。