非・売れ線系ビーナスが自信作5作を上演『ハイザンヘイ vol.1』
非・売れ線系ビーナス(福岡)が番外公演『ハイザンヘイ vol.1』(脚本:田坂哲郎、演出:木村佳南子・内田龍太郎・長野哲也)を1月29日(火)~31日(木)、福岡市博多区上川端町のリノベーションミュージアム冷泉荘で上演する。
過去4回、非・売れ線系ビーナスは劇トツ!に挑み、その4回ともで優勝を逃した。
観客投票1位だったり、審査員票はけっこう良かったりしつつも、優勝はがっつりと逃した。
それゆえに嗚呼、われらは敗残兵。
しかし、試合には負けたが、作品は残った。結構残った。
あと、意外と自信もある。なにしろ、賞レースに出した作品である。負けたけど。
いや、負けたんじゃない。勝てなかっただけだ。
3人で、20分。むせかえるような会話劇。お好きな方、ぜひ。
非・売れ線系ビーナスが北九州芸術劇場主催の短編演劇バトル「劇トツ×20分」で上演し、惜しくも優勝を逃した自信作など5作品を、一挙に上演する。上演作は『トップオブザ・ワールド』『解きをかける少女』『ツムツム』『うわ』『手紙』。全ての作品の脚本を手がけた田坂哲郎と、各作品の演出を務める内田龍太郎・長野哲也・木村佳南子からコメントが届いた。
非売れ初となる、短編集の公演です。劇団内で演出を三人立てて、合計五本の作品を上演します。全部自信作なので、是非楽しみにして欲しいです。
『トップオブザ・ワールド』
『トップオブザ・ワールド』は、実際に起きたテロ事件を元にした、匿う者と匿われる者との心理戦を描きます。
<内田龍太郎>
懐っこいぽちがふと見せる寂しい瞳、ふと黙る長野くんのいじましさ、まなみの執着と向き合う真摯。それぞれのままで有りながら一つの空間に存在する事で互いが反応するよう、最近語る言葉を得たケニーとふたり、はじめての演出作業に勤しんでいます。『解きをかける少女』
『解きをかける少女』は、一人の少女の初恋から始まる紆余曲折の半生記です。
<長野哲也>
解きかけ、3人の女の子達の半生をなぞかけを交えて爽やかに描きます。いい風吹かせたいと思います。よろしくどうぞ!『うわ』『ツムツム』『手紙』
『うわ』は、SNSの裏アカウントで痴態を晒す女の承認欲求爆発コメディ。『ツムツム』は、地獄を舞台にした鬼と菩薩と水子のだらゆるコメディ。『手紙』は、運命に翻弄される政治家に起きる悲劇です。
<木村佳南子>
私は今回、『ツムツム』『うわ』、そして遠い昔に田坂くん達とコントユニットで上演した『手紙』の3本の演出を担当しています。かつて何らかの形で関わりましたが、演出として参加するのは初となる作品たちに対して、今回は初演よりも戯曲が持つ世界と言葉の強みを研ぎ澄まし、シンプルだけど重量のあるものに、新メンバーを含めた役者たちと挑戦していけたらと思っています。また、2名の演出の創作現場に立ち合わせてもらえる贅沢さも、良い刺激として吸収していきたいです。いっぺんにいろんな味付けが楽しめる非売れ的短編演劇祭です!是非遊びに来てください。
出演は、青野大輔、ケニー、古賀相恩、田坂哲郎、中島伊織、成清暁子、にしむらまなみ、りんご、ぽち、大竹謙作(あなピグモ捕獲団)。
チケットは、一般前売1,800円(当日2,300円)、学生前売1,300円(当日1,800円)、高校生以下一律800円。予約フォーム、Livepoket(ライヴポケット)での取り扱い。
お問い合わせは非・売れ線系ビーナスhi.uresenkei.venus@gmail.com、080-3986-0864まで。
非・売れ線系ビーナス 番外公演『ハイザンヘイ vol.1』
脚本:田坂哲郎
演出:木村佳南子、内田龍太郎、長野哲也
日時:2019年1月29日(火)20:00
30日(水)16:00/20:00
31日(木)16:00
会場:リノベーションミュージアム冷泉荘(福岡市博多区上川端町9-35)
料金:一般前売1,800円(当日2,300円)
学生前売1,300円(当日1,800円)
高校生以下一律800円
【関連サイト】
非・売れ線系ビーナス
非・売れ線系ビーナス(Twitter)
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。