コトリ会議、キビるフェスで福岡に登場!
コトリ会議(大阪)が『全部あったかいものは』(作・演出:山本正典)を2月8日(金)〜11日(月・祝)、福岡市博多区祇園町のぽんプラザホールで上演する。
あったかいものは、そうそうありません。
街のだいたいが、熱かったり冷たかったり。
ぬるい、というのも、生あたたかい、というのも、あったかい、とは大きな隔たりがあります。
あったかい、とは、自然にそこにあることが奇跡みたいな温度なのです。
でも、僕たちはわりとかんたんに、あったかいものを誰かにあげることができます。
僕たちは奇跡みたいな生き物です。
だからといって、どぐそ野郎には僕、あったかいものあげません。
どぐそ野郎も僕にそんな期待はしない、なぜなら僕をどぐそ野郎だとどぐそ野郎も思っているから。
どぐそ野郎、いつかお湯をぶっかけてやる。
そうなる前にどうか、僕と友達になれ、どぐそ野郎。
2007年結成、素朴さを装いながらも、人の心に巣食う“嫌らしさ”を、寓話的な表現を織り交ぜて舞台化しているコトリ会議。ふつうの人々の生活を、軽妙な会話で丁寧に描くことを得意としている。関西で数々の企画に選出されるほか、2016年にはオレンヂスタ(名古屋)・劇団短距離男道ミサイル(仙台)と3劇団協働「対ゲキツアー」を行ったり、2017年には全国5都市(名古屋、大阪、東京、新潟、仙台)のツアーを行ったりと、フットワーク軽く活動を行っている。コトリ会議から今回の福岡公演に向けてのコメントが届いた。
コトリ会議は関西を拠点としていますが、4年ほど前から身軽にいろいろな土地で大小さまざまな公演を打つようになりました。劇団での会議で「次はどこでやってみたい?」という議題になり、「東には行っているが西に行っていない」「個人的には福岡公演やっているから九州に行きたい」「長崎が故郷だから九州に行きたい」という意見が出ていました。そこにやってきたキビるフェスのお話、本当に何でも口にしてみるもんだ! 言霊だ! と思いました。
山本正典は「INDEPENDENT:FUK14」以来の福岡公演、若旦那家康はiaku『エダニク』、赤星マサノリ×坂口修一二人芝居シリーズ、ピンク地底人以来の福岡公演、要小飴は長崎出身、息巻いております。
初めてですが、緊張せず、初めてだからこそ、初心に戻って劇団員でしっかり山本の「耳を澄ます系」と近年評されるささやかな作品をつくりあげようと思います。おそらく初めて観ていただくお客さんが多いと思いますので、感想も楽しみです。
出演は、牛嶋千佳、要小飴、まえかつと、三村るな、若旦那家康、山本正典。
チケットは、一般2,700円、学生1,600円、高校600円、福岡県以外割600円。CoRichチケット!、ローソンチケット(Lコード:82983)、チケットぴあ(Pコード:490-269)での取り扱い。
お問い合わせはコトリ会議kotorikaigi@gmail.com、050-5240-3066まで。
コトリ会議『全部あったかいものは』
作・演出:山本正典
日時:2019年2月8日(金)20:00
9日(土)12:00
10日(日)11:30/16:00
11日(月・祝)15:30/20:00
会場:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
料金:一般2,700円
学生1,600円
高校600円
福岡県以外割600円
【関連サイト】
コトリ会議
コトリ会議『全部あったかいものは』特設ページ
※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。