ピロシキマンが新作『鈍色ダイヤモンド』を上演

2019.04.18

劇団ピロシキマン(福岡)が第7回公演『鈍色ダイヤモンド』(作・演出:みかんひろし)を5月25日(土)~26日(日)、福岡市中央区六本松の福岡市科学館 サイエンスホールで上演する。

劇団ピロシキマン 第7回公演『鈍色ダイヤモンド』

~人生の終着駅は、きっと、ここじゃない~
時を刻む満員電車 人波で埋まるプラットホーム
許せなかった、あいつが
忘れたかった、あの人を
戻りたかった、あの頃に
ふと見上げた空は 鈍色に、輝いていた

福岡を拠点に、年1回のペースで公演を行う劇団ピロシキマン。7回目の公演となる『鈍色ダイヤモンド』を上演する。作・演出を担当する、みかんひろしからメッセージが届いた。

みかんひろしです。
今年もやりますピロシキマン第七回公演『鈍色ダイヤモンド』。鈍色=にびいろ、と読みます。あまり馴染みのない漢字をタイトルに使うのは如何なものかと悩み、試しに団員の中島浩志にタイトルを見せると、「じゅんしょくダイヤモンド、いっすねー!」と笑顔言われ「よし、やめよう」と決意するも「ルビを振れば大丈夫か、ギリ。」との理由からこのようなタイトルになりました。今日も元気です。

思えば某月某日。
六本松は地球科学館6Fサイエンスホール事務所横会議室で抽選会に参加し「では引いてください」との掛け声で一枚の封筒を引き、見事、若い番号(22番)を引き当てサイエンスホールでの公演が決まりました。早速会場を下見、あまりの大きさに「キャンセル!」の言葉が頭をよぎりました。この空間は埋められない…ああ、俺のクジ運…、なぜ、ここで…と随分弱気になったものです。ですが、こんな立派な会場で芝居ができる喜びの方が勝り、ことが動き始めました。

「心はいつも曇り空」
そんなポエミーな台詞を臆面もなく言える年齢になりました。ピロシキマンも「勢い」だけではない「渋み」が出てきたように思います。我々の普遍的なテーマ「人生」に向き合うには頃合いだと思い、サイエンスホールの舞台に立ちます。ピロシキマンの大きな挑戦です。笑って、泣いて。お客様に素敵な空間をお届けできるよう、日々、稽古に励んでおります。皆様のご来場、心よりお待ちしております。

出演は、中山ヨシロヲ、篠田昌人、中島浩志、大渕ゆういちろう、大國千緒奈、中山大介、篠崎絵理、バンカヨコ(劇団夢工房)、ともなが舞(FOURTEENPLUS14+)、大津留直人、塚本悠乃増本聖、須田匠海、高木隆光、坪内咲会子(劇団天地)、倉本星華、あやんぬ。

チケットは、一般2,500円(当日2800円)、学生2,000円(当日2800円)。カルテットオンラインでの取り扱い。

予約・お問い合わせは劇団ピロシキマンgekidan.piroshikiman@gmail.com、050-1055-4390まで。


劇団ピロシキマン 第7回公演『鈍色ダイヤモンド』

作・演出:みかんひろし
日時:2019年5月25日(土)19:00
        26日(日)13:00/17:00
会場:福岡市科学館サイエンスホール(福岡市中央区六本松4-2-16F)
料金:一般2,500円(当日2,800円)
   学生2,000円(当日2,800円)

【関連サイト】
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劇団ピロシキマン 第7回公演『鈍色ダイヤモンド』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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