Stereo ArTが九州戯曲賞最終審査候補作の続編を上演

2019.06.05

Stereo ArT(長崎)が8th-LIVE『放解←2』(作・演出:田中俊亮)を6月15日(土)~16日(日)、長崎市五島町のアトリエPentAで上演する。

Stereo ArT 8th-LIVE『放解←2』

「プロポーズがしたいです。協力してもらえませんか?」
かつて山で出逢った仲間へ送った一通のメール。
婚姻届一枚だけで始まった六年間の結婚生活。
破綻の危機も何度かあったが、
全てパートナーが我慢してくれる事によって乗り越えてきた。
「家族を大事に」
病床の祖母に言われた一言が胸によみがえる。
皆との五年ぶりの再会が楽しみだ。
しかし、一抹の不安もある。
今日はお腹の調子がとんでもなく悪いのだ。

長崎を拠点に活動するStereo ArT。今作、『放解←2』は第6回九州戯曲賞最終審査候補作となった『放解←』(カイホウ)の続編。結婚や恋愛をテーマに、山で出会った男女5人が、それぞれ山から降りる理由を見つける物語となっている。Stereo ArT代表で作・演出を担当する田中俊亮に、作品について聞いた。

ー今作は『放解←』の続編とのことですが、どのような内容ですか? 

5年前に上演した前作『放解←』からちょうど5年後を描く物語です。舞台は長崎県と佐賀県の県境にある実在の山「虚空蔵山(コクウゾウサン)」。実際に登ってみるとルートバリエーションがとても豊富な山で、春夏秋冬、子供からお年寄りまで様々な年齢層の登山者と挨拶を交わす事ができます。2019年梅雨、そんな「虚空蔵山」に今回のキャストたちもさまざまなルートから登頂し、5年ぶりに山の上で再会します。彼らの目的は「サプライズプロポーズ」を成功させること! 恋バナあり、結婚ネタあり、そしてディープな山ネタあり。「下りは登りよりも危険です」果たして彼らは、無事下山する事が出来るのでしょうか?

―mola!をチェックしている方へメッセージをお願いします。

長崎市を拠点に活動していますStereo ArT代表の田中俊亮と申します。小劇場演劇にも、もっともっとシリーズモノがあっても良いんじゃないか? と思い、今回の作品を企画・執筆いたしました。『放解←』をご観劇頂いた方も、本作『放解←2』が初めてという方も、どちらも楽しめる内容となっております。そしてシリーズモノに必須とも言える前作までのバックボーンがわかるしかけもご用意しておりますので、ぜひぜひ、アトリエPentAまでお越しください! 6月梅雨真っ盛り、雨の降らない長崎市五島町の劇場で、山の匂いを一緒に体感出来たら幸いです。

出演は、藤井曜子(PRIDE ROCK)、浅野宇泰(総合創作団体Kimamass)、河浪恵梨(アニーとリリアン)、峰絵里菜、松尾玲香(F’s Company)、山口裕嗣(F’s Company)。

チケットは、一般1,800円(当日2,300円)、学生1,000円(当日1,500円)。予約フォームでの取り扱い。

お問い合わせはステレオアート事務局megumi@fs-company.com、090-8415-7400まで。


Stereo ArT 8th-LIVE『放解←2』

作・演出:田中俊亮
日時:2019年6月15日(土)19:00
        16日(日)11:00/16:00
会場:アトリエPentA(長崎市五島町8-7-3F)
料金:一般1,800円(当日2,300円)
   学生1,000円(当日1,500円)

【関連サイト】
Stereo ArT(Facebook)

Stereo ArT 8th-LIVE『放解←2』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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