九重町民劇場が描く、九重文化センターのはじまりの物語
九重町民劇場 旗揚げ20周年記念公演 創作劇『このこえ』(作・演出:市村啓二)が10月12日(土)に大分市高砂町のiichiko総合文化センター iichikoグランシアタで、11月30日(土)〜12月1日(日)に玖珠郡九重町大字後野上の九重文化センター ホールで上演される。
ーこれは九重町民劇場の歴史であり、新たなはじまりでもある架空の物語ー
日野ゆかりは建設途中の建物を希望のまなざしで見上げていた。大分県九重町(ここのえまち)。この町に新しく総合文化ホールが誕生する。はじめて出来る大型文化施設に町民の期待は膨らむ。
一方、役場では文化ホール初のイベントを何にするか会議が進んでいた。「有名歌手を呼ぶ」とか「カラオケ大会」とか月並みな意見が飛び交う中、ゆかりが出したアイデアは「町民が作るミュージカル」であった。なんとか企画を通して、出演者の募集を始めるが、集まってくるのは当然シロウトばかり、歌えない、踊れない、セリフ覚えられないけど…大丈夫?? そんな頃、東京から演出家も現れて!?
個性的な町民たちが創り上げる痛快で壮大な「人生劇」が今、幕をあける。
九重文化センターの杮落しを機に設立され、今年度で旗揚げから20年目を迎える九重町民劇場。これまでは伝説や民話、先哲、あまり知られていない町の宝などをモチーフに作品を創作してきたが、20周年の記念となる今年は、舞台『HandY』等で知られる市村啓二を作・演出に迎え、九重町に演劇文化が根付くきっかけとなったエピソードを下敷きに、九重町民劇場のはじまりを描く。
本作は、第21回大分県民芸術文化祭開幕行事として、10年ぶり3度目となるiichikoグランシアタでの上演の後、地元九重町の九重文化センターで「凱旋公演」が行われる。
出演は、安部道和、上山裕太郎、岡山直之(劇団ソングライン)、岡山富美子、甲斐彩乃、甲斐幸美、河野すみれ、河野武、河野ちえ子、木村日向、佐藤勝信、佐藤至恩、佐藤翔、佐藤美沙(劇団ソングライン)、佐藤由美、じゅんし、瀬川ナヲ子、高倉晴佳、武石誠二、時松愛里 (J-MIX model agency)、時松栄子、日隈毅、ヤクモ・レイ(劇団ソングライン)、矢野希望、山口真。大分公演に佐藤留衣、立田直也(フリー)、九重公演に時松研斗(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)。
チケットは、一般1,500円、高校生以下1,000円。
お問い合わせは九重文化センター0973-76-3888まで。
九重町民劇場 旗揚げ20周年記念公演 創作劇『このこえ』
作・演出:市村啓二
料金:一般1,500円
高校生以下1,000円
【大分公演】
日時:2019年10月12日(土)14:00
会場:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ(大分市高砂町2-33)
【九重公演】
日時:2019年11月30日(土)19:00
12月1日 (日)13:30
会場:九重文化センター ホール(玖珠郡九重町大字後野上17-4)
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